出版社内容情報
西洋演劇の翻案・翻訳によって産声をあげ、小山内薫らによる築地小劇場で基礎を築き、政府の弾圧の中変貌する現代演劇の姿と歴史。
内容説明
演劇界の重鎮が生涯のテーマとした第一級の基礎資料。
目次
翻案劇から翻訳劇へ
文芸協会
自由劇場
友達座
芸術座
舞台協会
無名会と新文芸協会
近代劇協会
新劇協会
とりで社・踏路社・研究座など
築地小劇場
月自称げ喜寿分裂後
プロレタリア演劇前史
プロレタリア演劇の盛衰
新築地劇団
新協劇団
築地座
創作座の活動
文学座
芸術小劇場と文化座
苦楽座および桜隊、芸文座や俳優座など
移動演劇
著者等紹介
大笹吉雄[オオザサヨシオ]
1941年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部卒。演劇評論家。主要著書:『日本現代演劇史』(全八巻、第一巻「明治・大正編」でサントリー学芸賞)、『花顔の人 花柳章太郎伝』(大佛次郎賞)、『女優二代』(読売文学賞)、『最後の岸田國士論』(芸術選奨文部科学大臣賞)他。現在サントリー学芸賞、朝日舞台芸術賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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