内容説明
機知と毒舌の書。「自分で考えること」「読書と書物について」「女について」ほか、ショーペンハウアーの随筆でもっともポピュラーなもの12篇を収録。
目次
判断、批評、喝采ならびに名声について
博識と学者について
自分で考えること
著述と文体について
読書と書物について
言葉と単語について
心理学的覚え書
女について
教育について
人相学によせて
騒音と雑音について
比喩、たとえ話、寓話
二、三の詩
著者等紹介
秋山英夫[アキヤマヒデオ]
1911年生まれ、東京帝国大学独文科卒。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
12
著名な「博識と学者」「自分で考えること」「女について」など12篇の小品の他に本邦初訳の詩を含む。天才思想家を満喫できるエッセイ集。辛辣で痛快!2024/08/05
くり坊
3
既に書かれている「ブックレビュー」に私が付け足すことは殊更には皆無である。近隣の市立図書館に『ショーペンハウアー全集』(白水社、全14冊、別冊1)を齧(かじ)り読みする前に、彼による著作に触れておこうと図書館から貸出してきた3冊のうちの1冊。目次に目と通して第5章「読書と書物について」(159~174頁)というのを見つけたので、ショーペンハウアーの「考え」を、とくと拝んでみたいと思います。あとは巻末の「訳者解説」を読んで終了...といったところ。他にも2冊、控えているので先を急ぐ読書です。2025/05/23
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