死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争〈下〉

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死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 446,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560092583
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ピュリツァー受賞作品! レーガン、ゴルバチョフの思惑と動向、科学者の修羅場と苦悩、核・生物兵器開発の恐怖を精彩に描く警世の書ピュリツァー賞受賞、傑作ノンフィクション!
 1970代後半、ソ連は西側に大きな脅威となる「大陸間弾道ミサイル」を開発、80年に実戦配備した。83年、米はこれに対抗し、レーガン大統領が「スター・ウォーズ計画」を提唱した。
 レーガンは反共主義者であったが、ソ連指導者たちに私信を送り続けていた。ソ連が先制攻撃を仕掛けてきたら、従来の核抑止理論は役に立たない段階に至っていると考え、「核の全廃」しか道はないという理想を抱いていた。一方ゴルバチョフも、新時代の到来を内外に訴えた。レーガンとの首脳会談では意見が合わなかったが、核戦争に勝者がないという一点で、利害の一致を見た。
 ソ連崩壊後、焦眉の急は、旧ソ連に眠る核・生物兵器など「冷戦の置き土産」だった。頭脳や原材料・機材の流出を阻止すべく、米ではある「秘密作戦」が進行していた……。
 「核兵器のない世界」は実現できるのか? 冷戦の「負の遺産」を清算できるのか? 20世紀の冷戦における軍拡競争、核・生物兵器をめぐる諸事件を、米ソ・国際政治の動向から、人物の心理や言動まで精細に描く。作家は『ワシントン・ポスト』紙でレーガン/ブッシュ両政権を担当、モスクワ支局長を務めた記者。

デイヴィッド・E・ホフマン[ホフマン]
1953年生まれ。『ワシントン・ポスト』でレーガン/ブッシュ政権を担当し、ロシア支局長を務めた。本書で2010年度ピュリツァー賞(ノンフィクション部門)を受賞した。

平賀 秀明[ヒラガ ヒデアキ]

内容説明

ソ連崩壊後、兵器実験施設の隠蔽工作、頭脳および原材料・機材の流出を阻止すべく、ある「秘密作戦」が進行していた…。米国の調査団は「冷戦の置き土産」にどう対処したのか、「ナン=ルーガー法」が果たした大きな功績とは?地図・口絵写真収録。ピュリツァー賞受賞作品。

目次

第2部(レイキャヴィクへの道;武器よさらば;細菌、毒ガス、そして秘密;失われた年;最大の突破;不穏な年)
第3部(大変動;科学者たち;発覚;エリツィンの約束;「サファイア計画」;悪との対峙)

著者等紹介

ホフマン,デイヴィッド・E.[ホフマン,デイヴィッドE.] [Hoffman,David E.]
米「ワシントン・ポスト」紙で、レーガン/ブッシュ両政権担当、モスクワ支局長をつとめたベテラン記者。冷戦の幕引きという20世紀の掉尾をかざる一大事件を、手に汗握る筆致で描いた『死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争』で、2010年、ピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞

平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

15
先日、衛星放送「BS世界のドキュメンタリー」でロシアの核施設のある制限区域街「City40」が放映された、まさに本書に登場する「チェリャビンスク40」で、1957年の爆発事故による核分裂物質の汚染総量はチェルノブイリ事故に匹敵するが、その実態はソ連崩壊後まで秘密にされた。◆下巻は冷戦終結後も核兵器や生物兵器の危険除去に奮闘した人々の姿を描いている。桁外れの軍拡競争の反動の大きさに呆れ返るばかりだが、人と人との繋がり、胸襟を開いて協力し合う関係を構築する事に希望を見いだせる書でもある。 2016/09/30

あらい/にったのひと

1
下巻、特に後半は旧ソ連崩壊後、兵器などの拡散を防ぐために奔走するひとびとの話なんだけど、本当に万事が雑で崩壊国家ってこんなもんなんだなあ、みたいな。駐車場→ドア→階段→高濃縮ウランが床においてある コマンド? みたいな世界。2018/12/20

かつた

1
上巻は核ミサイルに重点が置かれ、相互不信のため両国は不本意ながら軍備を拡張していきます。下巻はソビエト崩壊前後の混乱した時代に、NBC兵器のうちとくに生物兵器が政権の命令に背き秘密裏に開発され続けていたことをリアルに描写しています。ひたすら軍拡に突き進んで自滅したソ連ですが、その中でも、妄想を捨て現実的に国を良い方向に持っていこうとした数少ない政治家や軍人や科学者がいたことは幸運だと思いました。2017/01/30

takao

0
ふむ2025/05/04

kanzu

0
科学者は自分の興味の赴くまま、もしくは自分の能力を示すために研究を進めるべきではない。自分の研究結果が引き起こす惨事を想定できるのであれば、能力がないふりをする勇気も必要ではないか? 政治家は本当に大変だ。なりたくてもなれないだろうが、なれなくてよかった。2020/05/09

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