出版社内容情報
外在的かつ日常的な貨幣という現象を手がかりとして近代社会の構造と文化の核心に迫った記念碑的著作
ゲオルク・ジンメル[ジンメル]
1858年?1918年。ドイツの哲学者、社会学者。
居安 正[イヤス タダシ]
1928年生まれ。神戸大学文学部卒(社会学専攻)。神戸大学名誉教授。主要著書『政党派閥の社会学』『ある保守政治家』、主要訳書『ジンメル著作集2 貨幣の哲学(上)』(共訳)『ジンメル著作集3 貨幣の哲学(下)』、ジンメル『宗教の社会学』
内容説明
貨幣は近代精神の完全な表現である。貨幣論の哲学的基礎づけに終始することなく、貨幣を手がかりとして近代社会の構造と文化の核心に迫った畢生の大作。
目次
分析篇(価値と貨幣;貨幣の実体価値;目的系列における貨幣)
綜合篇(個人的な自由;個人的な価値の貨幣等価物;生活の様式)
著者等紹介
居安正[イヤスタダシ]
1928年生。神戸大学文学部卒。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。