内容説明
恋人の遺産相続は大事件に発展、あげくに自分は連続殺人犯の濡れ衣まで着せられて…こんなぼくが、パパになってもいいのかな?フランスのベストセラー・コミック小説。
著者等紹介
ペナック,ダニエル[ペナック,ダニエル][Pennac,Daniel]
1944年、モロッコのカサブランカに生まれる。高校で国語教師を務めるかたわら、児童文学作家としてデビュー。現在世界中でもっともよく読まれているフランス現代作家のひとり
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生。1979年早稲田大学文学部卒。1984年中央大学大学院修了。中央大学講師。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふみ
22
救済は思いがけないところから。なんて緻密な荒唐無稽。2017/10/11
shiaruvy
5
【2008.08.15 初版】 シリーズ完結。\3,500-なり。 四冊で税別\10,900-だと~! お高いのか,お安いのかいまだに判定不能。 作品の出来はよろし!2017/09/03
futomi
0
生まれ来る赤ちゃんに対して、お父さんは世の中の大変さを語り掛けている。恋に生きるお母さんやら、大勢の兄弟姉妹、消えゆく街の映画館、売春婦を保護するシスターの刺青、杓子定規な警視長、妊婦さんのお腹の中まで大騒動。あーやれやれ。クードリエ前警視長がなかなかな人物ですが、そのほかの登場人物の人間性がようわからへん。 2014/11/15
sakauenakano
0
今までに輪をかけてのドタバタ劇。 それなのに今までより何だか大人しい印象を受けるのは、作者が意図したものなのか、こちらの寂しさからなのか。
はむすけ
0
本線を見失いかけるくらい長く逸れたりしたが最後にはすべてが見事につながった。すべての始まりはやっぱりジェレミー。赤ちゃんに名前を付けるのもやっぱりジェレミー。2012/02/19