内容説明
狂熱の舞台裏を突撃取材!全米ナンバー1シェフ、マリオ・バタリに弟子入りした元『ニューヨーカー』編集長。マンハッタン、ロンドン、トスカーナの「食の現場」で繰り広げる悪戦苦闘…。厨房の熱気に手に汗握る、痛快ノンフィクション。
目次
マリオとディナー
厨房奴隷
ラインコック
パスタ・メーカー
徒弟
トスカーナの肉屋
マリオとディナー
著者等紹介
ビュフォード,ビル[ビュフォード,ビル][Buford,Bill]
1954年、ルイジアナ州バトン・ルージュ生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。77年より英国ケンブリッジ大学キングズ・カレッジにて英文学を専攻。文芸雑誌『グランタ』復刊時の編集長(95年まで)。95年から02年まで、雑誌『ニューヨーカー』編集長(文芸担当)。『ニューヨーカー』スタッフ・ライター。ニューヨーク市在住。編集者のジェシカ・グリーン夫人とのあいだに二男
北代美和子[キタダイミワコ]
1953生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
6
ジャーナリストが、NYの人気イタリア料理店の厨房に見習いとして体験取材する。見習いといってもけしてお客さん待遇ではなく、体育会的に鍛えられ、理不尽なまでにしごかれ、同時に、人気レストランとそれを支えるシェフの戦略や裏側も垣間見ることになるあたりは、小説なみの面白さです。やがて華やかで都会的なレストランからトスカーナの田舎の精肉店にたどりつき、そこでも鍛えられていくうちに、その歴史と土地の味に圧倒されていくさまは読みごたえがありました。ひとがものを食べること、の意味を考えさせられました。2014/03/16
ねるろられ
1
コミカライズするならせきやてつじでお願いします2014/04/17
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- 和書
- 古今歌風の成立