出版社内容情報
本とは、いかなる意味を持った存在だったのか。冊子本や巻物が描かれた彩飾写本の挿絵を読み解いていく。
【目次】
I 象徴としての本
第1章 神の言葉
第2章 主の律法
第3章 聖母マリアの読書
第4章 美徳と悪徳の人生と書物
第5章 書物自身
II 実用品としての本
第1章 写字生と著者
第2章 教師
第3章 読者
第4章 本の贈呈
第5章 典礼用と世俗用の書物
第6章 書物の救出と破壊
用語集/監修者あとがき/精選文献目録/写本索引/総合索引
内容説明
本とは、いかなる意味を持った存在だったのか。キリスト教世界の聖俗から、ユダヤ文化、イスラームまで、人々の知的営みを書物のイメージから読み解く。大英図書館所蔵品ほか貴重なカラー図版を91点収録。
目次
序論
1 象徴としての本(神の言葉;主の律法;聖母マリアの読書;美徳と悪徳の人生と書物;書物自身)
2 実用品としての本(写字生と著者;教師;読者;本の贈呈;典礼用と世俗用の書物;書物の救出と破壊)
著者等紹介
加藤磨珠枝[カトウマスエ]
美術史家、立教大学文学部キリスト教学科教授。ローマ大学大学院に留学後、2000年に東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了、博士(美術)
立石光子[タテイシミツコ]
大阪外国語大学英語科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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