プトレマイオス一世―エジプト王になったマケドニア人

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プトレマイオス一世―エジプト王になったマケドニア人

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  • サイズ 46判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560091524
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

先見の明と野望を備えた「王にして知識人」

アレクサンドロス大王の名はよく知られている。だが、なぜそうなったのかというと、その死後に配下の将軍たちが、我こそは大王の正統な後継者だと主張して貨幣に大王の肖像を描き、大王にならって都市を建設し、異民族とうまく共存できる統治を模索するなど、大王の遺産を最大限に利用したからである。そうして生まれた王朝のうちもっとも長続きしたのが、クレオパトラ七世で知られるエジプトのプトレマイオス朝だった。本書はその創始者プトレマイオス一世の、専門家にも一般読者にも読み応え十分な評伝である。
プトレマイオスはアレクサンドロスの学友だったが家柄は低く、側近護衛官に出世しても、軍人としての経験は明らかに不足していた。それがどうやってエジプト総督の地位を手に入れ、将軍たち相手に勝ち抜いていけたのか。著者は、複雑な後継者戦争の展開をわかりやすく整理しつつ臨場感あふれる筆致で描き、時には通説に異議を唱えながら、プトレマイオスの人物像を浮かび上がらせる。そして文化・経済・宗教政策など、彼の洞察力と先見の明、断固たる実行力を示しつつ、晩年に執筆したアレクサンドロスの伝記的作品について多面的に考察する。

内容説明

先見の明と野望を備えた「王にして知識人」。アレクサンドロス大王の護衛官は、いかにして後継者戦争を勝ち抜き、異民族の地に独自の王朝を打ち立てたのか。彼の『大王伝』は何を伝え、何を語らなかったか。通説を見直し、プトレマイオスの人物像を一新する。

目次

クレオパトラからプトレマイオスへ
若きプトレマイオス
アレクサンドロスと共にペルシアへ侵攻
アフガニスタンへの遠征
インドへ、そして帰還
プトレマイオスと後継者たちの勃興
エジプトを確保する
攻勢に転じる
アレクサンドロスの遺体
総督から王へ
同等者中の第一人者
プトレマイオスとエジプト
終焉―そしてその先へ
補論1 プトレマイオスの『アレクサンドロス大王伝』
補論2 情報源

著者等紹介

ウォーシントン,イアン[ウォーシントン,イアン] [Worthington,Ian]
オーストラリア、マッコーリー大学教授。専門は古代ギリシア・マケドニアで、古典期アテネの政治と弁論家からアレクサンドロス大王時代の軍事、さらにローマやビザンツ期のギリシア世界まで、広範な分野で先端的な研究を牽引している

森谷公俊[モリタニキミトシ]
1956年生まれ。帝京大学名誉教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジュンジュン

13
ライバル達が大王の遺産を巡って覇を競うなか、いち早く最もおいしい部分(エジプト)を切り取って王朝を開いた、アレクサンドロスの朋友…これが読む前のプトレマイオスに関する知識のすべて。朋友だから同世代かと思っていたが、10歳程年上だったのは意外。そして彼もまた乱世の雄だった。後継者戦争を戦い抜く中で、マケドニアの王位を虎視眈々と狙っていく。結果的にエジプト(とその周辺)だけになったが。今後もプトレマイオス単独本が出版される事はないと思うので、本書で後継者戦争(ディアドコイ)40年を追体験してほしい。2025/03/15

Go Extreme

1
生涯: マケドニア出身 アレクサンドロス側近 エジプト総督 ファラオ即位 ヘレニズム王朝 アレクサンドロス大王 日本語で要約: 遠征参加 側近護衛官 バビロン会議 帝国分裂 後継者戦争 エジプト: 経済改革 貿易促進 農業奨励 行政整備 軍事強化 文化振興 アレクサンドリア: 都市建設 図書館設立 学問研究 ムセイオン 知識交流 文化拠点 外交と軍事戦略: 後継者戦争 シリア戦争 軍事同盟 海軍強化 領土拡大 プトレマイオス朝: ヘレニズム文化 ファラオ信仰 ギリシア融合 エジプト安定 文化遺産2025/03/03

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