ドイツ=ロシアの世紀1900-2022〈上〉

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ドイツ=ロシアの世紀1900-2022〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560091470
  • NDC分類 319.340
  • Cコード C0022

出版社内容情報

独露関係史の第一人者による「新しい世界史」

本書は二十~二十一世紀の世界史を、百年以上にわたる独露(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二十世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二十世紀の国際政治は独露(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二十世紀を規定した革命や戦争やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)を、独露(ソ連)を舞台に論じ、二十世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。ヒトラーとスターリン、コールとゴルバチョフ、メルケルとプーチンなど数多の登場人物の関係からウクライナ戦争に至るまで、多角的に詳述する。まさに二十世紀の「新しい世界史」と呼べる内容だ。
世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補作品。
著者はロストック大学正教授。ドイツとロシア・東欧・近現代史専攻。戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家。

内容説明

独露関係史の第一人者による「新しい世界史」。世紀にまたがる革命と戦争、交流と隔絶の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補。

目次

第1部 序論 足跡探し
第2部 革命と動乱(革命前の生活世界 感性とアクター;戦略上の息継ぎ 一九一七/一八年十月一揆とブレスト=リトフスク講和への道;「世界の人民よ、シグナルを聴け!」 世界革命への期待 ほか)
第3部 テロルと暴力(帝国の衝突 一九一四年八月と東方の「忘れられた戦争」;世界炎上から内戦へ 急進化の温床;イデオロギーの影響力? 全体主義時代の邂逅 ほか)

著者等紹介

クロイツベルガー,シュテファン[クロイツベルガー,シュテファン] [Creuzberger,Stefan]
1961年生まれ。ロストック大学教授。ドイツとロシア・東欧の近現代史の教鞭をとる。1990年代初頭にモスクワに留学後、ボン大学で東ドイツの駐独ソ連軍政当局に関する研究で博士号を取得。雑誌『東欧(Osteuropa)』の副編集長を務めつつ、ドイツ国内外の大学で研究を続けた。この時期からテーマの中心は西ドイツの冷戦文化に移っている。2007年には教授資格論文を提出して資格を取得。またドイツ外務省の外交史料編纂にも携わっている。独露関係史についての第一人者であるとともに、戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家

伊豆田俊輔[イズタシュンスケ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科准教授。専門は東ドイツ史、ドイツ現代史。東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たけふじ

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「革命と動乱(=社会体制、政治)」「テロルと暴力(=戦争による民間人犠牲)」、そして下巻の「隔絶と交流」の3つの切り口から近現代史を並行して描く。興味深いのは、双方が中欧/東欧の大国である相手に圧力を掛け合い、あるいは影響されて(たとえばテロルのエスカレーションなど)歩んできた点。特にナチ/ボリシェヴィキ政権についてはの上で「革命的メシア主義に没頭する左派と、民族主義的な地域特殊主義を志向する右派」(p254)に分かれつつも、全体主義であり、WW1の結末への不満という共通点を持つという論考は腑に落ちた。2025/01/27

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