出版社内容情報
十月革命後、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手は、共産主義といかに闘ったのか? マレーヴィチ伝が白眉な、思想家が語る文化史。
内容説明
十月革命後、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手は、共産主義といかに闘ったのか?メイエルホリドやマヤコフスキーからブルガーコフ…ザミャーチン、ショスタコーヴィチ、エイゼンシュテインまで。前衛芸術家たちの人生とともに「時代精神」を描き出す。マレーヴィチ伝も白眉な、比類なきロシア文化史。カラー図版10点収録。
目次
序文 革命を前にした創造的芸術家たち
第一部 愛から死へ(革命の衝撃;自分の道を選ぶ;文化的反革命;死亡者名簿)
第2部 カジミール・マレーヴィチ(革命の陶酔;ユートピアを生きる;アヴァンギャルド芸術家の旅程;芸術それ自体;幻滅の年月;共産主義の批判;逃亡と監禁;絵画への回帰;最後の探求)
エピローグ 革命後
著者等紹介
トドロフ,ツヴェタン[トドロフ,ツヴェタン] [Todorov,Tzvetan]
1939‐2017年。ブルガリア出身、フランスで活躍した理論家・思想家・批評家。ロシア・フォルマリズムを西欧に紹介し、記号論に依拠する文学研究を推進することによって、構想主義詩学の発展に寄与する。その後、「異郷に生きる者」の立場から歴史・文化・政治をめぐって「他者」の問題を考察し、「人間主義」を探求した
赤塚若樹[アカツカワカギ]
1964年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科教授。専攻、映像文化・比較文学・表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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