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出版社内容情報
スターリングラート攻防戦から、クールスク会戦、トレブリーンカ絶滅収容所、ベルリン攻略戦まで、最前線を目撃した作家の〈戦争の非情な真実〉の記録。
内容説明
スターリングラート攻防戦から、クールスク会戦、トレブリーンカ絶滅収容所、ベルリン攻略戦まで、独ソ戦の最前線を目撃し、人間と生活を愛した作家ヴァシーリイ・グロースマンによる“戦争の非情な真実”の記録。
目次
第1部 ドイツ軍侵攻の衝撃―一九四一年(砲火の洗礼(八月)
悲惨な退却(八~九月)
ブリャーンスク方面軍で(九月)
第五〇軍とともに(九月)
ふたたびウクライナへ(九月)
オリョール失陥(十月)
モスクワ前面へ撤退(十月))
第2部 スタリングラートの年―一九四二年(南西方面軍で(一月)
南方での航空戦(一月)
黒師団とともにドネーツ河岸で(一~二月)
ハーシン戦車旅団とともに(二月)
「戦争の非情な真実」(三~七月)
スタリングラートへの道(八月)
九月の戦闘
スタリングラート・アカデミー(秋)
十月の戦闘
形勢逆転(十一月))
第3部 失地回復―一九四三年(攻防戦の後(一月)
祖国の領土を奪回(早春)
ルークス会戦(七月))
第4部 ドニェープルからヴィースワへ―一九四四年(修羅の巷ベルジーチェフ(一月)
ウクライナ横断オデッサへ(三~四月)
バグラチオーン作戦(六~七月)
トレブリーンカ(七月))
第5部 ナチの廃墟のさなかで―一九四五年(ワルシャワとウッチ(一月)
ファシスト野獣の巣窟へ(一月)
ベルリン攻略戦(四~五月))
著者等紹介
ビーヴァー,アントニー[ビーヴァー,アントニー] [Beevor,Antony]
1946年、ロンドンに生まれる。ウィンチェスター校で学び、サンドハースト陸軍士官学校を卒業、陸軍将校として5年間軍務に就く。除隊後は執筆活動に入り、現在、ロンドン大学バークベック・コレッジ招聘教授。著書に『スターリングラード 運命の攻囲戦1942‐1943』(1998、サミュエル・ジョンソン賞、邦訳朝日新聞社)など
ヴィノグラードヴァ,リューバ[ヴィノグラードヴァ,リューバ] [Vinogradova,Luba]
1973年、モスクワに生まれる。モスクワ農業大学で学び、2009年に微生物学の博士号を取得。アントニー・ビーヴァーのほか、サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ、マックス・ヘイスティングスとの仕事でも知られる
川上洸[カワカミタケシ]
1926年京城(ソウル)生まれ。旧制東京大学文学部言語学科卒。スラヴ語専攻。旧ソ連大使館広報部、APN通信社東京支局に勤務ののちロシア語、ポーランド語、英語からの翻訳に従事。2022年歿。訳書にアンジェイェフスキ『灰とダイヤモンド』(岩波文庫)、アプルボーム『グラーグ』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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