出版社内容情報
1970年代から現代までの、パキスタンのさまざまな土地と人々を鮮やかに描き出す連作短篇集。ピュリツァー賞最終候補作品。
1970年代から現代までの、パキスタンのさまざまな土地と人々を鮮やかに描き出す連作短篇集。パキスタン系作家による心を打つデビュー作。ピュリツァー賞最終候補作品。
【著者紹介】
1963年生まれ。幼少期をパキスタンで過ごし、13歳のときアメリカに移住。ダートマス大学卒業後はパキスタンに帰国し、農場経営に従事。その後、イェール大学ロースクールで学び、マンハッタンの法律事務所勤務を経て、再びパキスタンの農場に戻る。そこで短篇を次々に書き上げ、「電気技師ナワーブッディーン」が2008年の「ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズ」に入選、2010年には「甘やかされた男」がオー・ヘンリー賞を受賞する。デビュー作の本書は2010年のピュリツァー賞の最終候補となった。
内容説明
1970年代から現代までの、パキスタンのさまざまな土地と人々を鮮やかに描き出す連作短篇集。オー・ヘンリー賞受賞の短篇を含む8篇を収録した、全米図書賞とピュリツァー賞最終候補作品。チェーホフとマンローのような優雅さ、深遠さをあわせ持つ、パキスタン系作家による心を打つデビュー作。
著者等紹介
ムイーヌッディーン,ダニヤール[ムイーヌッディーン,ダニヤール] [Mueenuddin,Daniyal]
1963年、パキスタン人の父親とアメリカ人の母親の間に、ロサンゼルスで生まれる。間もなく両親とともにパキスタンに移住し、ラホールで少年時代を送る。アメリカンスクールで教育を受けつつ、休暇になると毎年、父親がパンジャーブ州に所有する農場で過ごす。13歳のとき、母親に連れられてアメリカに移住し、ダートマス大学英文学科に入学。卒業後はパキスタンに帰国し、農場を引き継いで経営に従事する。その後、イェール大学ロースクールで学び、マンハッタンの法律事務所勤務を経て、再びパキスタンの農場に戻る
藤井光[フジイヒカル]
1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。同志社大学文学部英文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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