出版社内容情報
ゲルマン諸語のなかで最古の文献を残しているゴート語。日本初の入門書。現代英語のより良き理解にも大いに有用。待望の復刊。
内容説明
ゴート語は、ゲルマン諸語中最古の文献を残しているので、現代英語のより良き理解にも大いに有用。なぜbeの過去形はwasとwereなのか、なぜgoの過去形はwentなのか、なぜgoodやmanyの比較級はbetterやmoreなのか、なぜhe shallsではなくてhe shallなのか。これらの疑問に対する答えの手掛かりが本書の中にある。日本初のゴート語入門書、待望の復刊。
目次
ゴート人の歴史
ゴート語の位置
ウルフィラとゴート語訳聖書
ゴート語の外的構造
放蕩息子の話の本文
本文分析
ゴート語訳とギリシャ語原典並びにラテン語訳、ルター訳との比較
ゴート語の保守的特徴
変化語尾一覧表
語彙
索引
銀文字写本の写真と原文
参考文献
日本人のゴート語研究
著者等紹介
〓橋輝和[タカハシテルカズ]
1944年生まれ、岡山大学名誉教授、博士(文学)。ドイツ・ゲルマン言語文化論専門。受賞歴:1975年ドイツ語学文学振興会奨励賞。2017年日本独文学会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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