内容説明
会話+文法はじめての入門書。会話から文法を一冊で学べる入門書に簡単なスピーチ・メッセージの表現、文法チェック、読んでみようをプラスして、さらにパワーアップ!CDと同じ音声をアプリでも聴けます。
目次
ウクライナ語ってどんなことば?
文字と発音
こんにちは
それはソフィア寺院です
兄は昔日本にいました
私の席はどこですか
どんな外国語を知っていますか
あなたは遊んでばかりいますね
明日は何をなさいますか
気持ちがいいです〔ほか〕
著者等紹介
中澤英彦[ナカザワヒデヒコ]
東京外国語大学大学院外国語学研究科修了。東京外国語大学名誉教授、ウクライナ研究会副会長、ヨーロッパ・アジア言語文化研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
36
地名の読みが怪しいので(w ざっと見るのと音声教材をDLしたりCDで視聴ができるのがやはりいいと思う2022/10/23
ががが
3
ウクライナ語の入門書。隣国の言葉であり、比較的メジャーなロシア語と同系統の言語であるが、この本はロシア語の知識がなくても一からウクライナ語が学べるようになっている。ロシア語を学習済なら比較的楽に学習できるが、ウクライナ語ならではの要素もある。全20課でテキストが用意されており、2課ごとに練習問題を挟む。巻末には場面で使うフレーズや易しい読み物もあり、幅広く対応している。ウクライナ語には楽音調という音の交代があり、ただの接続詞が3つの異形体を持ったりしてなかなかそのあたりになれるのに時間がかかりそうだ。2020/07/14
にせねこ
1
東スラヴ系言語としてロシア語の近縁とされるウクライナ語だが、文法の枠組は近いものの、思ったよりはロシア語には似ていない。とくに語彙はポーランド語に近いらしい。この本は、ロシア語との比較でなくウクライナ語自体の文法を記述しようとしていると思われ、その証拠に日本のロシア語(やスラヴ系言語)教育で使われる文法用語を使わず、代わりに印欧語等について一般に使われる用語を使っている(属格など)。ロシア語を知らなくも問題なく勉強できるように作られていてよいと思うが、文法をできるだけ網羅しようとしてるので学習は大変かも。2022/09/20
木倉兵馬
1
『ファイア・アンド・ソード』というポーランド映画でウクライナコサックが登場していて、興味を持って読もう読もうと思っていたらこんな時勢になってしまった……。早く平和になりますように。内容は「やはりスラブ系言語は難しい」という印象。何度か読まないといけませんね。2022/06/11