出版社内容情報
言葉にはそれぞれ大切なしくみがあります。大事なのは全体を大づかみに理解すること。最後まで読み通せる画期的な入門書シリーズ!
内容説明
外国語を学びたい人も、その予定はない人も。まずは寝ころんで、コレ読んで。新書みたいにスラスラ読める!文法用語にたよらない画期的な入門書。
目次
1(文字と発音のしくみ;書き方と語のしくみ;文のしくみ)
2(区別のしくみ;人と時間のしくみ;「てにをは」のしくみ;数のしくみ;実際のしくみ)
著者等紹介
鈴木雅子[スズキマサコ]
2001年大阪外国語大学大学院より修士号取得。2007年大阪外国語大学大学院より博士号取得。現在は東京をベースに翻訳・通訳・プライベートレッスンを行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
64
デンマーク語、名詞の性は男性女性の区別なく、共性、それと中性。 数字は50~90が20進法。フランス語より手ごわそう。 好きな国なのでなんとなく勉強中2022/12/28
チャーリブ
23
同じシリーズの「ノルウェー語のしくみ」を読んで、隣国デンマーク語も気になって読んでみた。内容的には前書と同じく可もなく不可もない入門書。デンマーク語だが、文字面だけ見るかぎりノルウェー語とどこが違うの?という感じだった。語彙も文法もよく似ている。似ている度合いは、私の感覚だが、デンマーク語>ノルウェー語>スウェーデン語、という並びで、3言語やるとごっちゃになりそう。兄弟3言語の比較なんかにも触れてあると面白いのだが無理な注文かな。 2022/02/02
アルカリオン
17
p52 「デンマーク語の名詞には『性』があります」▼「はいはい、男性名詞と女性名詞でしょ」と思うと、さにあらず▼「共性」と「中性」の2種類とのこと。目が点になった▼歴史的には「男性」「女性」「中性」の3種類だったが、男性と女性が区別されなくなり、「共性」となった。(なお、これは決して男女平等という理念からのことではない)▼名詞全体の75%程度が共性。2021/10/11
Timothy
4
ドイツ語に続き『しくみ』シリーズ二作目。8頁目、早々に現れる「デンマーク語の発音で唯一練習を必要とするであろう音がrの発音です」の時点で眉唾ものに見えるのだが……。「まずはローマ字読み」というのも、フランス語以上に綴りと発音の関係が複雑なデンマーク語の学習においてはほぼ通用しないのではないか。「例外」の説明は後からなされるのだが、学習のハードルを下げようとするあまり言い過ぎているような。初級文法に一通り触れた後、記憶の整理に読むのに適していると思う。2019/02/17