出版社内容情報
日本語と韓国語は似ている点が多い一方で、大きく違う点、少しだけ違う点があります。そのしくみの違いをわかりやすく取り上げます。
内容説明
新書みたいにスラスラ読める!文法用語にたよらない画期的な入門書。
目次
1(文字と発音のしくみ;書き方と語のしくみ;文のしくみ)
2(「てにをは」のしくみ;区別のしくみ;ニュアンスのしくみ;数のしくみ;実際のしくみ)
著者等紹介
増田忠幸[マスダタダユキ]
1956年埼玉県川越市生まれ。ICU卒業。延世大学国際学部留学。延世大学外国語学堂・日本語講師。NHKテレビ・ラジオ「ハングル講座」、秀林外語専門学校、よみうりカルチャー川越・講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
68
このシリーズ好きですが、基礎を一通りやった人がサクッと復習するのにいいと思う。 あまり知らない言葉だと、3分の2位のところから辛くなる。2021/07/05
禿童子
41
なんとか通読できた。ハングルの子音字と母音字、パッチムの語形がうっすらとわかる程度。主語+助詞+動詞(または形容詞)という語順は日本語と共通するのが助かる。否定形の語順が違う点は注意。どんな言語なのかというアウトラインの理解には好適な本。実際のハングルの書き順などは他の本に当たる必要がある。まずは小手調べというところ。2022/01/20
Bartleby
12
韓国の友人が少し日本語ができるからそれに甘えて日英でやりとりしているが、私も韓国語をかじってみようと思いとりあえず手に取る。うわさで聞いていた以上に日本語と似ていて驚いた。それにしても14世紀に発明されたハングルはとても機能的。目で見てだいたいの音がわかる。パッチムにはまだ慣れないが、このシステムもよくできている。一方、日本語は、漢字を用いている時点で学習時に相当の負荷がかかっていることが実感される。場合によっては、日本語からも漢字がほとんど失われる日が来るかも。個人的には漢字は便利なツールだとは思うが2023/10/10
Gamemaker_K
3
一回触ったことのある言葉なので、イメージがつかめる分あまりひっかからずに読了。・・・韓国語の授業は「先生がやさしい・テスト簡単・進度ゆっくり」という学生にとっておいしい3拍子が揃っていた。ただなぜか土曜日の1限固定だったので「出席する気持ちにもっていくこと」が一番大変だった。2018/04/25
井汲
2
外国語なんとなくわかった気になれるシリーズ、ドイツ語に続いて2冊目読了。ホテルの案内表記や道路標識やら、意識すると身近にハングルが結構あって、この本のお陰でなんとなくわかった気になっているので試しに読んでみようかなと思える、実際には文は読めないけど。まずは「投げ出さずに一冊読み終えた」という経験が学習には肝心なのでこのシリーズのコンセプトは良い。2022/03/13