出版社内容情報
全体を大づかみに理解することが、外国語マスターの近道。最後まで読み通すことができる画期的な入門書シリーズ!
目次
1(文字と発音のしくみ;書き方と語のしくみ;文のしくみ)
2(区別のしくみ;人と時間のしくみ;「てにをは」のしくみ;数のしくみ;実際のしくみ)
著者等紹介
野里紳一郎[ノザトシンイチロウ]
イタリア文学専攻。1995年東京大学大学院博士課程修了。現在、東京大学、成城大学等講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Bartleby
16
イタリア人の友人から、おまえはフランス語とドイツ語を学んでいるのになぜイタリア語をやらないのか残念に思うと再三言われ、とりあえず本書を手に取った笑 話には聞いていたが思った以上に文法がフランス語に似ている。発音練習していると、音が派手だから元気が出てくる。発音のベクトルはフランス語と正反対。なぜこうも違うのかと友人に聞いたところ、フランス語はケルト語やゲルマン語の影響下にあるからだそう。2023/09/24
アルカリオン
11
語学入門書の立て付けではなく、各種分野における「一般的な入門書」の立て付けで書かれた本。こういうアプローチも面白い。2023/10/07
hirokoshi
2
上級者向けかと思ったらエッセイ感覚で読みやすく、イタリア語っておもしろいなーっていうわくわく感を取り戻せた。2024/06/08
mft
2
語学の本は入門書でも覚えることは多くてすらすら読むわけにはいかないが、この本は概観に徹しているのであっさり読める。入門前に読むのもいいけど、多少かじってから読むと自分の理解していないところなんかが把握できていいかもしれない2018/12/02
きりん
2
10月からテレビのイタリア語を見始め、ほんの少しだけ知識積まれた状態での読了。やはり多少なりとも触れた後で読むと全然理解度も全然違う。半分ぐらいまではかなりすらすら読めたけど、半分以降はペースダウン。二人称三人称の動詞の変化など暗記しなければならないものが多くて!「あれ、この動詞初見……」などと思うも実は直前のページに出て来てた!とか、そういうの多々ありました。でもどう覚えていけば効率的なのか、そのヒントは多少掴めた気がする。習いに行くまでに何度も読みたいし、習い始めてからもまたおさらいで使えそうな1冊。2018/11/14