出版社内容情報
一通り学んだのに今ひとつ全体像がつかめない、という人にぴったりの読む文法書。わかりにくい文法現象を解説しながら、中国語の考え方を読みときます。一歩上を目指すあなたに!
内容説明
一通り学んだのに中国語の全体像がつかめない、テキストによって説明がちがうので困っている、辞書を引いても自分で正しい文が作れない、そんなモヤモヤを解消する「読む文法書」です。
目次
第1章 文を組み立てる基本単位―語の種類
第2章 事物を表わす語―名詞・量詞・代詞
第3章 出来事や状況を表わす語―動詞・形容詞
第4章 フレーズの働き
第5章 中国語特有の文成分―補語
第6章 文の種類
第7章 時間軸における動作のとらえ方
第8章 話者の出来事のとらえ方を表わす構文
著者等紹介
三宅登之[ミヤケタカユキ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。同大学院外国語学研究科アジア第一言語専攻修士課程修了。大学院修了後、北京大学へ留学。専門は現代中国語文法。2010年度前期NHKラジオ「まいにち中国語」講師。現在、東京外国語大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GEO(ジオ)
2
NHKの中国語講座を担当していたこともある東京外国語大学大学院教授・三宅登之教授の本。 「中級中国語」の書名からもわかる通り、初級段階の文法項目を一通り勉強し終えた人向けの文法書。初級段階の学習では、違いがよくわからなかった文法項目にも、微妙なニュアンスの違いが存在することがよくわかる。 自分はこの辺りのレベルの文法項目について、まだまだよく知らない、わからないことが多いので、もう少し勉強していかないといけないなあ。2016/12/22
nori_y
2
NHKラジオの中国語講座で好きだった三宅先生の御本。例文が豊富で分かりやすいです。ピンイン付きなのが嬉しい。言葉と感性ってどっちが先なんだろう。2014/08/26
K(日和)
2
授業でやったことがけっこうのっていた。各語や語順に対するニュアンスに敏感にならなければならない。2014/08/02
satochan
1
今の私の中国語は今はなぜか通じるけれど、自分でどこまで正確に話しているのか全然わからない。この本は「了」とか「使役構文」とか、基礎なのにあやふやなままだった部分を改めてしっかり書いてくれているように思う。中国語で中国語を習うだけではわからなかったことが書いてあった。本当に、もやもやを解消する本だと思う。一通りさらっと習ったあとに読むとなおさらわかりやすい。2015/08/23
ワッキー提督
0
初学レベルでは解ってなかった文法をより理解できた気がするが、まだまだ解ってないことが多そう。2016/09/21