出版社内容情報
イスラエルの公用語である、現代ヘブライ語の日本で初めての本格的な文法書。日本語や英語と比較しながら、ヘブライ語のさまざまな文法項目をわかりやすく説明していきます。
内容説明
約100年前に「復活」した古くて新しい言語、現代ヘブライ語の世界を、この本とともに。待望久しい現代ヘブライ語文法の決定版。
目次
文字と発音
ヘブライ語の音声
名詞のかたち
代名詞のかたち
形容詞
動詞のかたち
存在詞
構文:ヘブライ語の文
数詞
動詞のかたち:ニファル型動詞の活用〔ほか〕
著者等紹介
池田潤[イケダジュン]
筑波大学第一学群人文学類卒業、同大学大学院文芸・言語研究科文学修士、テルアビブ大学大学院文化科学研究科Ph.D.。関西外国大学外国語学部助教授、筑波大学文芸・言語学系講師、同助教授を経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。専門は、聖書ヘブライ語・アッカド語を中心とするセム語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
1
現代ヘブライ語の文法入門書。リファレンスグラマーや聖書ヘブライ語が欲しい人には向かない。29課「ヘブライ語の歴史」ではセム語族の系統樹やアッカド語、アムハラ語、現代アラビア語、アラム語、フェニキア語との異なる特長の比較や、歴史的に文法がどう発展したから、現代ヘブライ語がどういう言語であるかを簡単に書いていてこれが意外と美味しい。また、現代のヘブライ語の変種についてはwikipediaのヘブライ語を見て違和感を覚える直接的な外来語の理由もでていて、変に納得したり。CDエクスプレスの次には良いと思う。 2011/12/03
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