出版社内容情報
日本語のプロとイタリア語のプロが力を合わせた画期的なシリーズ。文法だけではわからない日本語との発想の違いを楽しみながら、日本語の自然な表現をイタリア語にしていく過程を伝授します。
内容説明
自然な日本語を伝わる外国語へ。文法だけではわからない発想のしくみが身につく。日本語と外国語の考え方の違いがわかる。外国語らしさとは何かが見えてくる。
目次
「あの人は、田中さんです。」と「あの人が田中さんです。」―「は」と「が」
「お父さん、どこ行くの?」「お父さんは会社に行くんだよ。」―代名詞と省略
「それが使いにくかったら、あのペンを使ってください。」―指示詞
「ひとつしか残っていなかった。」と「ひとつだけ残っていた。」―とりたて助詞
「ひとつも見つかりませんでした。」―否定の捉え方
「ありがとうこざいました。」―「た」の働き
「愛しています。」―進行と結果状態の表現
「見知らぬ人が話しかけてきた。」―方向性の表現
「ぼくたち、大きな魚に食べられちゃうよ。」―受身と使役
「隣の部屋で一晩中騒がれて眠れなかった。」―被害の受身と恩恵表現〔ほか〕
著者等紹介
大上順一[オオウエジュンイチ]
1963年生まれ。広島大学文学部卒業(言語学専攻)。同大学院博士課程後期退学。ヴェネツィア大学外国語外国文学部日伊文化交流講師、ナポリ東洋大学文哲学部日伊文化交流講師を経て、2003年より同大学専任講師・研究員
山田敏弘[ヤマダトシヒロ]
1965年生まれ。大阪大学大学院博士課程後期課程単位取得満期退学、博士(文学・大阪大学)。現在、岐阜大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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