内容説明
新書みたいにスラスラ読める!「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい。文法用語や表に頼らない、画期的入門シリーズ。
目次
文字と発音のしくみ
書き方と語のしくみ
文のしくみ
区別のしくみ
人と時間のしくみ
「てにをは」のしくみ
数のしくみ
実際のしくみ
著者等紹介
吉村大樹[ヨシムラタイキ]
1977年生まれ。大阪外国語大学外国語学部地域文化学科(トルコ語専攻)卒業。大阪外国語大学大学院言語社会研究科(博士前期課程)修了。神戸市外国語大学大学院外国語学研究科(博士課程)単位取得退学。2007年6月より、京都府立大学共同研究員。2007年10月大阪大学世界言語研究センター助教。専門は言語学、チュルク語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
3
モンゴル高原からイスタンブルまで、アジアを文字通り横断した民族トルコ(テュルク)のことば。膠着語、母音調和、語順など同じ草原の民族の言語モンゴル語にかなり似てるけど、発音が日本語に近い分こちらのほうが日本人には馴染みやすそう。動詞構造の複雑さに関しては、日本語や朝鮮語などほかの膠着語に比べれば割合シンプルな方だと思う。2012/05/26
Maumim
2
ずっとツイートを見てきたトルコ語学者の手によるトルコ語入門書。トルコ語のことはなーんも知らん、知識として日本語と同じ「膠着語」ということを知っているくらいで。日本語以外で後置詞に接したことがないので、直感的に手強い感じがするけれど、これも「慣れ」なのかな。フランス語の綴るに読みを覚えたように。しかし、動詞の活用変化はやはりしんどい。2022/12/28
おとや
1
今度のイラン行きの帰りに数日トルコに立ち寄ることもあり、ちょっと勉強しないといけないので、大枠を掴むために読んでみた。このシリーズ通して言えることなんだけれど、必要最低限の語彙を使って、初級文法をざっくり説明してくれているので、言語の概要を掴もうとする学習者には非常に助かる。さて、ここからあとどのくらい勉強しようかな。2015/05/20
ちゃらくらげぇ
1
面白かった。続けざまに2度読んでしまった。
しまりんご
0
ざっくりつかむのに助かりました。2015/07/25