マルクス―ある十九世紀人の生涯〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 348,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084465
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

思想、政治、私生活を「19世紀」という時代の文脈に連関させながら、その全体像を厳正に描く。ピュリツァー賞最終候補作品。

佐藤優氏推薦! 歴史家による評伝の決定版

 従来の「マルクス伝」の多くは、称賛にせよ批判にせよ、マルクスをあたかも預言者のごとく描いてきた。これに対して本書は、マルクスの大きな歴史的影響力にもかかわらず、十九世紀ヨーロッパ社会に生きた一個人として、当時の状況に強く規定されていたとし、その歴史的文脈で再検討する必要性を強調する。本書は、客観性と公平性を持った、「歴史家による評伝の決定版」であり、我々の現今の状況に光を当てる一助ともなるだろう。
 本書はマルクスの思想や政治活動はもちろん、その私生活も網羅して、三つの要素を連関させながら、全体像を描いている。思想的・政治的に公正な視点を貫き、過度に美化したり、否定することがなく、共産主義体制崩壊から二十年以上を経た現在、マルクスを「神話」から解放し、ひいては今日の基礎を築いた「十九世紀」という時代を見つめ直すためにも格好の書と言える。また、思想家や活動家、政治家や芸術家など、重要人物による「群像劇」としても興味深く読める。
 著者は米・ミズーリ大学の歴史学部教授。専門は近現代ドイツの政治史・宗教史・社会史。

第8章 観察者
 第9章 活動家

第3部 遺産
 第10章 理論家
 第11章 経済学者
 第12章 私人
 第13章 老兵
 第14章 偶像(イコン)

【著者紹介】
1952年、ニューヨーク生まれ。近現代ドイツの政治史、宗教史、社会史を専門とする、アメリカの歴史家。コーネル大学を卒業後、シカゴ大学大学院に進み、ドイツ思想史のレオナルド・クリーガーに師事。1980年、シカゴ大学から博士号を授与され、1984年からミズーリ大学に勤務し現在に至る。2005~10年、同大学歴史学部長の任に就く。多くの学会や研究機関の要職も歴任しており、近年のドイツ近現代史研究を牽引する歴史家の一人。

内容説明

思想、政治、私生活を時代の文脈に連関させながら、ドイツ近現代史の泰斗が、巨匠の全体像を厳正に描く。

目次

第2部 格闘(観察者;活動家)
第3部 遺産(理論家;経済学者;私人;老兵;偶像)

著者等紹介

スパーバー,ジョナサン[スパーバー,ジョナサン] [Sperber,Jonathan]
1952年、ニューヨーク生まれ。近現代ドイツの政治史、宗教史、社会史を専門とする、アメリカの歴史家。コーネル大学を卒業後、シカゴ大学大学院に進み、ドイツ思想史のレオナルド・クリーガーに師事。1980年、シカゴ大学から博士号を授与され、1984年からミズーリ大学に勤務し現在に至る。2005~10年、同大学歴史学部長の任に就く。多くの学会や研究機関の要職も歴任しており、近年のドイツ近現代史研究を牽引する歴史家の一人

小原淳[オバラジュン]
1975年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(早稲田大学・文学)。現在、和歌山大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てれまこし

10
私人としてのマルクスはかなりブルジョア的。ブルジョアといってもドイツ的教養市民に近い。社会科学者としてはもう古臭くなったヘーゲル哲学や古典派経済学に囚われていた。そこに人間マルクスを見て共感するか、預言者が普通の人間に貶められることに意地悪な喜びを見出すかは、人それぞれだ。思想史家にとってはどちらの発見も彼の思想を理解するためにありがたい。自分が興味深かったのは、マルクスの他者批判は実は自己批判であったという点と、マルクスもまたロマンティック・ラブ(献身的な夫婦愛)に特別な場所を確保しておいたという事実。2022/04/28

ルヴナン

0
訳者あとがきにある通り、細かな間違いが多い。スパーバーのドイツ語能力には不安があり、経済学の理解も乏しい。その欠陥を補って余りある労作だが、不満は残る。2019/09/13

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