第二次世界大戦 1939‐45〈上〉

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第二次世界大戦 1939‐45〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 530p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084359
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0022

出版社内容情報

未曾有の大戦の全容を網羅し、明瞭かつ精彩に描いた通史。英国の戦史ノンフィクション作家による全三巻の超大作。

半藤一利氏推薦! 正しい「歴史認識」のための必読書

 「東西の戦史の全容を網羅した決定版であり、正しい『歴史認識』のための必読書である」半藤一利
 ノモンハン事件から、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、スターリングラード戦、アウシュヴィッツ、ノルマンディー上陸作戦、ベルリン陥落、沖縄戦、東京大空襲、広島・長崎への原爆投下までを描く超大作。
 記述は、各国元首たち、戦闘司令官の動向や思惑といった鳥瞰的な「鳥の目」を中心に、ビーヴァーが得意とする、市民や兵卒、犠牲者などの「虫の目」が随所に光る。また、戦闘の描写は精彩に富み、アジアや欧州中小国、中東やアフリカに目を配って幅広い戦域を包含し、まさに世界大戦の全容を把握できる。
 やはり気になるのは、日本がどう描かれているかということだろう。難しいテーマが多いが、最新の研究成果を採り入れ、日本軍の蛮行にも触れ、厳格に論じている。
 ビーヴァーの筆力と情報力は他の追随を許さず、質量ともに圧巻ともいうべき本書は、世界二四か国で刊行、大反響を巻き起こしている「決定版」。

【著者紹介】
1946年生まれ。戦史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家。バークベック・カレッジ、ケント大学客員教授。『スターリングラード 運命の攻囲戦』でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞、ホーソーンデン賞受賞、『ベルリン陥落1945』でロングマン歴史賞受賞、『スペイン内戦1936-1939』でラ・ヴァンガルディア・ノンフィション賞受賞、その他の訳書に『ノルマンディー上陸作戦1944 上下』『パリ解放1944-49』などがある。

内容説明

ノモンハン事件からフランス失陥、モスクワ攻防戦、真珠湾攻撃まで、大戦の全体像を明解かつ精彩に描いた、英国の泰斗による通史。口絵・地図多数収録。

目次

世界大戦の始まり 一九三九年六月~八月
「ポーランドに引導をわたす」 一九三九年九月~十二月
まやかし戦争から電撃戦へ 一九三九年九月~一九四〇年三月
龍と旭日 一九三七年~一九四〇年
ノルウェーとデンマーク 一九四〇年一月~五月
西部戦線異状あり 一九四〇年五月
フランス失陥 一九四〇年五月~六月
「アシカ作戦」と「英国の戦い」 一九四〇年六月~十一月
広がる波紋 一九四〇年六月~一九四一年二月
ヒトラーの「バルカン戦争」 一九四一年三月~五月
アフリカと大西洋 一九四一年二月~六月
「バルバロッサ作戦」 一九四一年四月~九月
人種戦争 一九四一年六月~九月
「大同盟」に向けて 一九四一年六月~十二月
モスクワ攻防戦 一九四一年九月~十二月
真珠湾 一九四一年九月~一九四二年四月

著者等紹介

ビーヴァー,アントニー[ビーヴァー,アントニー] [Beevor,Anthony]
1946年生まれ。ウィンチェスター・カレッジとサンドハースト陸軍学校で学び、軍事史家ジョン・キーガンの薫陶を受ける。第11騎兵連隊将校として軍務についたのち、戦史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家として、活躍を続けている。バークベック・カレッジ、ケント大学客員教授。『スターリングラード運命の攻囲戦』(朝日新聞社)でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞、ホーソーンデン賞受賞、『ベルリン陥落1945』(白水社)でロングマン歴史賞受賞、『スペイン内戦1936‐1939』(みすず書房)でラ・ヴァンガルディア・ノンフィクション賞受賞

平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

51
マーティン・ギルバートの同名書と並行して読み進めた。1939年のノモンハンから1942年の日本の東南アジア侵攻までを、テーマ別に整理して記述。時期が時期なので、当然ナチス・ドイツによる欧州戦が中心で、政治家や軍人、特にチャーチルに対してはイギリス人の著者らしい愛情のある辛口とでも言うべき評価。読み物としてまとまりがよく、厚さの割には読みやすい。ただ、新しい書物(2012)でありながら、日本が戦争に至るプロセスなどやや踏み込みが甘い面も。ギルバートの著作とは対照的な「歴史物語」だが、この分量には圧倒される。2020/05/13

Miyoshi Hirotaka

24
二国間の歴史観では見えてこない真実がある。その一つがクリミア戦争。英仏艦隊がカムチャッカ半島に展開したため、長崎で待機していたロシア艦隊が回航。これにより生じた軍事力の空白で漁夫の利を得たのが米国。他国に遠慮せずに砲艦外交を展開できた。そうすると二次大戦の始まりをノモンハン事件とする考え方も合理的。これによりわが国は南進強化を選択、米国との対立を深めた。一方、ソ連は極東の軍事力を西に転用、対独戦に勝利した。植民地解放、対ファシズムの戦いというのは政治的な脚色。外交、軍事、内政も国家存亡をかけたリアリズム。2022/07/20

funuu

20
「エンジンを大量に生産した方がこの戦争の最終の勝利者となるだろう。」とスターリンはいった。ドイツとのイギリスからロシア、ギリシア、エジプト、シリアの殺し殺されの第二世界大戦。戦後ドイツはユーロで第四帝国を作った。やはり第三次世界大戦は勃発しそうな予感がする。2016/05/04

BLACK無糖好き

13
第二次世界大戦全体をテーマにした作品を書き上げるには、相当な労力を要するのではないかと推察するが、本書では細かいディテールも織り交ぜながら戦況の推移を詳細に辿っており、著者の力量に圧倒される。上巻は1939年のドイツのポーランド侵攻から、1941年日本軍の真珠湾攻撃1942年初めの東南アジア侵攻まで。ここまで読んだだけでもうお腹いっぱいになる(^_^;)。特に西部戦線の状況がわかり易く描かれていて参考になる。又、イギリス海軍が創設以来最も恥ずべき任務と考えられている「カタパルト作戦」も大変興味深い。 2016/02/22

ぷるぷる

9
この500頁超えの濃ゆい本を3冊書いたというんだから著者の精神力も大したものだと感心してしまう第二次世界大戦全体を取り扱った大作。 ほぼ時系列でノモンハン事件から日本軍が東南アジアを席巻するまでが本書の範囲。 欧州の方はポーランド侵攻から米国参戦まで。新たな発見も多くて実に興味深いです。不謹慎ながら笑ってしまったのがドイツ軍兵士によるイタリア軍兵士の評価の言葉で「イタリア人は軍隊としては役に立ちませんが友人としては最高です」でした。尚、負けに不思議の負けなしというのは本当のようです。2016/03/05

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