出版社内容情報
イスラーム、国家、ライシテ、LGBT……表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた事件を、30名におよぶ識者が緊急レポート。
イスラーム、国家、ライシテ、LGBT……表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた、パリの風刺週刊紙襲撃テロ! フランス版の911ともいわれる事件を、30名におよぶ識者が緊急レポート。
内容説明
イスラーム、国家、ライシテ、LGBT、ヘイトスピーチ…表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた、パリの風刺週刊紙襲撃テロ事件。「フランスの9・11」ともいわれる事件を30名におよぶ識者が緊急レポート!
目次
鼎談 シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か?
1 わたしはシャルリ、なのか?(表現は誰のものか;ウエルベックの涙;たった3秒のラップ―ル・クレジオの言葉とともに考える ほか)
2 なぜすべてはゆるされるのか?(ライシテの再強化が道を踏み外さないように;政治的装置としての風刺画;諷刺画と自由の歴史 ほか)
3 どのように、テロとたたかうのか?(自由な共生のための自由のリミット;すべてを言う権利―デリダならどう言ったか;実名を隠しながらも、あきらめない。 ほか)
著者等紹介
鹿島茂[カシマシゲル]
明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀のフランスの文学・風俗。古書・稀覯本・版画のコレクターとしても知られる。著書に『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)など多数
関口涼子[セキグチリョウコ]
作家、翻訳家。東京生まれ、パリ在住。フランス語と日本語で著作活動を行う
堀茂樹[ホリシゲキ]
慶應義塾大学総合政策学部教授、翻訳家。専門はフランスの思想と文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かもめ通信
qoop
nasuken
すがの
figaro