クルスクの戦い1943―独ソ「史上最大の戦車戦」の実相

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  • サイズ B6判/ページ数 345,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084229
  • NDC分類 391.26
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「ツィタデレ作戦」の背景、準備、戦闘の経過、圧巻のプロホロフカの戦車遭遇戦、作戦の挫折を新資料を駆使して精緻に描写。

「ツィタデレ作戦」の背景、準備、戦闘の経過、圧巻のプロホロフカの戦車遭遇戦、作戦の挫折を、米国の長老軍事史家が新資料を駆使して精緻に描写。地図・口絵・索引収録。

【著者紹介】
1942年生まれ。米国コロラド・カレッジの歴史学教授で、専門はドイツ軍事史。著書に『ドイツ統一戦争』『パットンとロンメル―二十世紀の軍人』〔邦訳『パットン対ロンメル―軍神の戦場』原書房〕、『ヒトラーの装甲戦力』など。

内容説明

第二次世界大戦の「転換点」となった激闘。「ツィタデレ作戦」の背景、準備、戦闘の経過、圧巻のプロホロフカの戦車遭遇戦、作戦の挫折を、米国の長老軍事史家が新資料を駆使して精緻に描写。「史上最大の戦車戦」の真実を伝える、軍事史の決定版!地図・口絵、人名/地名/部隊名の各索引収録。

目次

第1章 淵源
第2章 準備
第3章 打撃
第4章 取っ組み合い
第5章 決断
第6章 激闘
第7章 交錯
結び 分岐点

著者等紹介

ショウォルター,デニス[ショウォルター,デニス] [Showalter,Dennis E.]
1942年生まれ。米国コロラド・カレッジの歴史学教授で、専門はドイツ軍事史。1997年から2001年まで米国軍事史学会会長を務めた。ノース・テキサス大学バルサンティ軍事史センターの顧問フェローであり、比較軍事史の専門季刊誌War in Historyの共同編集者である。米国空軍士官学校、陸軍士官学校、マリーン・コー大学で特別客員教授として教壇に立ったこともある。これまでにフリードリヒ大王の戦争、ドイツ統一戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦などのテーマを中心に20冊以上の著書・編書、約150点の論文を発表している

松本幸重[マツモトユキシゲ]
1939年生。東京外国語大学ロシア語科卒。旧ソ連大使館広報部勤務を経て、現在、翻訳業(ロシア語と英語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

A.Sakurai

4
原書がそうなのか、翻訳のせいなのか、いろいろと読みにくい。記述が時系列、方面別、作戦行動別、個人的な証言と混在しており全体が捉えにくい。そこに著者の評価や考察が入るわけだが抽象的な記載も多く読み取りにくい内容になっている。一貫してわかりやすいのはマンシュタインを中心とした最上級指揮官たちの意図と判断だ。そこに力点を置いているように見える。★カバー写真は映画「ヨーロッパの解放」のクルスク再現シーンのはず.2015/05/06

mosu107

1
クルスクの戦いがどう経過するのか描き出した本。何時にどこへ向かいどうした結果何が起こったか、ということが詳細に描かれている。そのため情報量が多く、常に文中でどういう時刻どの場所かを頭に置きつつ読むと良い。この本を読んでいるとクルスクの地で戦闘に消耗していく両軍の姿が見えるよう。2015/11/07

代理

0
壊滅的に読みづらいけど、引用元がほぼ未邦訳の文献ばかりなので読む価値はあると思う。苦行だけど。赤軍は戦争を科学として理解したがドイツ軍はアートだと理解していた。という視点から描いたクルスクの戦い。“新発見!”みたいな内容では無いし、概説としても読みづらい。ドイツの将軍たちの奇妙な楽観主義とか狂気との紙一重とか、そういう描写が非常に多いのが新鮮だった。マンシュタインもかなり相対化して分析してる。ズボンが燃え出したので、ズボンと下着を破り捨てて、下半身解放で指揮をした武装SS将校の話が面白かった2024/02/19

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