友川カズキ独白録―生きてるって言ってみろ

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560084137
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

詩人・歌手・画家・競輪愛好家・宴会師……すべてでありながら何者でもなく、つねに孤独と怒りと笑いを武器に低く深く叫びつづけた40年。その軌跡を縦横に語り尽くす。

内容説明

永遠なるジタバタ、踏みつづける地団駄!歌手・詩人・画家・競輪愛好家・宴会師…すべてでありながら何者でもなく、つねに孤独と怒りと笑いを武器に低く深く叫びつづけた40年。その軌跡を縦横に語り尽くす。

目次

第1章 家出青年―始点としての孤絶
第2章 何クソ!肉体と魂―怒りについて
第3章 この世を踊れ!―暮らしが遊びで、遊びが暮らし
第4章 まぼろしと遊ぶ―歌手=友川カズキの世界
第5章 ユメの番人―風景と記憶のギザギザ
第6章 いくつになっても遊びたい―最後にもう一度、ゴロゴロと…

著者等紹介

友川カズキ[トモカワカズキ]
1950年、秋田県八竜村(現三種町)生まれ。秋田県立能代工業高校卒業。歌手のほか、詩人、競輪愛好家、酒豪としても知られる。1980年代以降は画家としても活躍。1974年のレコードデビュー以来、三十作を超えるアルバムを発表。2010年にはドキュメンタリー映画「花々の過失」公開、コペンハーゲン国際ドキュメント映画祭にてSound and Vision Award受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

23
 その人のことを思い浮かべて読むわけで、この本は特に肉声が迫ってくるというか、居酒屋の本人の横っちょで語られるのを聞く感覚があった。大好きなたこ八郎の話が出てきて嬉しかった。すべて語られるようで語られない、それでいて有り金をすべてはたくようなサービス精神。友川さんは、素晴らしい。それを平成の世に広めたナインティナインも偉い。秋田乱調音頭が好きだ。2019/04/21

モリータ

8
◆2015年刊。インタビューの書き起こし。潜在的積読本。◆「ホラ、私って感情を込めに込めて、いつも青筋立てて叫んでいるように思われがちじゃないですか。でもね、自分自身が歌う時に一番気をつけているのは、感情的にならないことなんです。どうも人間は放っておくと感情を込めるように出来ちゃってるんだな。で、それって表現する時には案外つまらないんですよ。頭に来たから怒鳴るとか、悲しいから囁くようにとか、そんな短絡的なことではあり得ないんですよね。そういうところは、実は凄く気を遣っているわけです。私なりに。(続2024/09/27

gachi_folk

8
高校生の頃、初めて歌を聴いた時の衝撃は今なお変わらず。先日のトークイベントでも相変わらずのシャイっぷり。そのシャイネスがあちこちに散らばる独白録は、興味深いエピソードや名言だらけの「友川語録」が満載でファンにはたまらない。「オレみたいな無名の歌手に興味を持った時点で、すでに自立してるし、アンテナはって生きてるんだから。もうね勝手に生きればいいんですよ」と友川さん。なんか元気でた。2015/03/08

マコ

7
愛しい時間に抱きついている私を すり抜けてゆくものがありました 加速された人生でした(及位覚遺稿詩集)やはり語り口が東北っぽい。友川カズキには吐き捨てるような独特の歌い方と労働のイメージがあるが、そんなに本気でバスケをやっていたんですね。意外でした。この人の歌うあったかいサーカスがとても好き。ゆやーんゆよーんゆやゆよーんが国語の授業では何なのか全く想像できなかったのに、この人が歌うとブランコが揺れる音に聞こえる不思議。2017/07/16

なつのおすすめあにめ

6
「ダメになる自由」……。似た考え方に押井守の、「不幸になる権利」というのがあってソレを思い出しました。生きるのが少し楽になる考え方っていいよなぁ。2019/01/06

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