出版社内容情報
ハイデガー、K・シュミット、アーレント、アドルノ等、ナチスの加担者と亡命者の言動を描き出し、〈思想と行動〉の倫理的基盤を鋭く問う注目すべき迫真の哲学ノンフィクション!
内容説明
思想と行動をめぐる迫真の哲学ノンフィクション。カント以降の反ユダヤ的言辞を跡づけた上で、ナチスに加担した者と迫害された者の生き方を描き出す注目作。哲学することの倫理的基盤を問う。
目次
第1部 ヒトラーの哲学者(ヒトラー―「天才的バーテンダー」;毒入りの杯;協力者たち;ヒトラーを支えた法哲学者―カール・シュミット;ヒトラーの超人―マルティン・ハイデガー)
第2部 ヒトラーの対抗者(悲劇―ヴァルター・ベンヤミン;亡命―テオドーア・アドルノ;ユダヤ人女性―ハンナ・アーレント;殉教者―クルト・フーバー;ニュルンベルク裁判とその後)
著者等紹介
シェラット,イヴォンヌ[シェラット,イヴォンヌ] [Sherratt,Yvonne]
1966年英国生まれ。ケンブリッジ大学で初め医学を専攻したが、後にドイツ・フランスを主とする大陸系の哲学研究に転じた。オクスフォード大学ニューカレッジ校非常勤講師を経て、現在ブリストル大学上級講師として社会哲学等を講じている
三ッ木道夫[ミツギミチオ]
1953年埼玉県生まれ。1985年上智大学大学院博士後期課程単位取得退学。独語独文学・翻訳思想専攻。博士(比較社会文化)。広島大学助手を経て、同志社大学教授。日本通訳翻訳学会会員
大久保友博[オオクボトモヒロ]
1982年滋賀県生まれ。2012年京都大学大学院博士後期課程単位取得退学。翻訳論・翻訳史専攻。修士(人間・環境学)。同志社大学ほかで非常勤講師。大久保ゆう名義ではエンターテイメント系の翻訳のほか、近代文学やデジタルアーカイヴ等の評論も手がける。日本通訳翻訳学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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またの名
koji
ウンパ
Ataru Matsuyama
コラッジョ