出版社内容情報
母との閉じた日々、ヒュームの友情、執拗な隠匿癖まで、「資本主義の祖」の全体像を初めて示した決定版評伝。
【著者紹介】
アバディーン大学、ケンブリッジ大学卒業。1967年、ケンブリッジ大学でPhD.取得。1965年にエディンバラ大学講師に就任し、後に同大上級講師を務める。現在、同大名誉フェロー。1970年代以降、スコットランド啓蒙研究を一貫してリードしてきた。『富と徳』(未来社)の著者の一人。
内容説明
誘拐された幼少期から、母との閉じた日々、ヒュームの友情、執拗な隠匿癖まで、「経済学の祖」の全体像を初めて示した決定版評伝。
目次
カーコーディでの生い立ち
グラスゴー、グラスゴー大学、フランシス・ハチソンの「啓蒙」
独学(一七四〇~四六年)―オックスフォードとデイヴィッド・ヒューム
啓蒙初期のエディンバラ
スミスのエディンバラ講義―推測的歴史
グラスゴー大学道徳哲学教授・その一(一七五一~五九年)
『道徳感情論』と商業のもつ文明化の力
グラスゴー大学道徳哲学教授・その二(一七五九~六三年)
ヨーロッパ大陸でのスミスとバクルー公爵(一七六四~六六年)
ロンドン、カーコーディ、『国富論』の執筆(一七六六~七六年)
『国富論』とスミスの「グレート・ブリテンにおける商業の構造全体に対する…激越きわまる批判」
ヒュームの死
エディンバラでの晩年(一七七八~九〇年)
著者等紹介
フィリップソン,ニコラス[フィリップソン,ニコラス] [Phillipson,Nicholas]
アバディーン大学、ケンブリッジ大学に学び、1967年、ケンブリッジ大学でPh.D.を取得。1965年にエディンバラ大学講師に就任し、後に同大上級講師を務める。現在、同大名誉フェロー。1970年代以降、スコットランド啓蒙研究を一貫してリードしてきた
永井大輔[ナガイダイスケ]
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。2003年から05年にかけてオックスフォード大学に留学。現在、法政大学および武蔵大学兼任講師。専門は19世紀アイルランド史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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