出版社内容情報
人間が歴史的にオオカミに投影してきたものとは何か?最新の研究に基づいた生態学的側面から文化史的側面までを幅広く紹介。
【著者紹介】
イギリスの社会人類学者。ローハンプトン大学教授。著書に『闘牛』(平凡社)がある。
内容説明
人間が抱くイメージによって、苦難の道を歩んできたオオカミ。古代から現代へと、人間がオオカミに注ぐまなざしの変遷をたどり、復活の兆しまでを幅広く紹介しながら、オオカミの本来の姿とは何かを問い、人間との未来を考える。カラー・モノクロ図版多数。
目次
1 どんな動物か―カニス・ルプス
2 どう恐れたか―狼恐怖
3 どう殺したか―狼殺戮
4 どう愛したか―狼愛好
5 ふたたび「野生」に
著者等紹介
マーヴィン,ギャリー[マーヴィン,ギャリー] [Marvin,Garry]
イギリスの社会人類学者。1952年生まれ。イースト・アングリア大学卒業後、スウォンジー大学で博士号を取得。イースト・アングリア大学、セント・アンドリュース大学、スウォンジー大学で人類学を講じ、1986年から1996年にはテレビのドキュメンタリー番組の制作にも携わった。1996年よりローハンプトン大学で教鞭をとる
南部成美[ナンブナルミ]
宮城県出身。東北大学文学部社会学科(心理学専攻)卒。大学卒業後、仙台市嘱託の心理判定員として勤務の傍ら、自然保護にも関心を持ち続け、2000年に上京。東京農工大学大学院農学研究科修了。修士(農学)。一般社団法人日本オオカミ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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