ゼバスチアンからの電話 (新版)

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ゼバスチアンからの電話 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560083536
  • NDC分類 K943
  • Cコード C0097

出版社内容情報

夫やボーイフレンドの意向ばかり気にする母と娘。ある日、母が夫に相談せずに車の免許をとる決断をする……。

【著者紹介】
1925~2013年。ドイツの作家。邦訳に『緑の髪の小人バブッシェル』『ぼくはよわむしじゃない』『ティナのおるすばん』『ちびドラゴンのおくりもの』『小さなペルツ』『みなしごギツネ』『だれが君を殺したのか』『彼の名はヤン』『マレンカ』など。

内容説明

夫やボーイフレンドの意向ばかり気にする四十三歳の母シャルロッテと十七歳の娘ザビーネ。ある日、母が夫に相談せずに車の免許をとる決断をすることから、それぞれのあり方が変化していく…。自立の問題、異性との関係、父親と娘の、あるいはまた母親と娘の葛藤…。実力派作家の代表作。

著者等紹介

コルシュノフ,イリーナ[コルシュノフ,イリーナ] [Korschunow,Irina]
1925.12.31‐2013.12.31。ドイツの作家、児童文学作家

石川素子[イシカワモトコ]
立教大学他非常勤講師

吉原高志[ヨシハラタカシ]
関東学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

15
17歳のザビーネは、彼氏(ゼバスチアン)がバイオリンという大切なものがあるのに、自分は大切なものを置いてきぼりにしてただ彼からの電話を待つだけの女の子になっていた。今では、スマホの普及でなかなか電話できないなどという状況にはならないけれど、だからこそ読んで良かったと思える本でした。自分との葛藤と闘いをとても上手く表していると思います。2020/06/15

kanki

10
ドイツの女子高生、恋をして受け身に。悩み、生き方を模索し、能動的に「臆病はいや、やりたいことをやる!」2021/04/06

杏子

10
復刊された作品。現代にも通じる話と思う。ザビーネが最後、ゼバスチアンに電話をかけようとする場面で終わっているが、かけることができたのだろうか?きっと‥‥と思うが。これから自分が進むべき道をよく考えて決めることは、大事なこと。思春期のザビーネはもちろんザビーネの母親にとっても。封建的な夫からの支配を逃れ、自立する道を選ぶこと。自分の人生を人任せにしないこと‥‥それはものすごく重要なこと。ザビーネもヴァイオリン一筋のゼバスチアンに、自分だけのものを持って対応することができるように。願ってやまない。2014/09/07

ちぃ。

7
父の顔色をうかががってばかりの母のことが嫌だったのに、気づけばゼバスチアンに対する自分もおんなじ。そしてそのせいでうまくいかなくなった。そんなとき、また父の勝手で田舎へ引っ越すことになり、物理的にも今までとは違う環境や状況がやってくる。ザビーネはもちろん家族みんなの気持ちにも変化が訪れ、それぞれの自立が始まる。ここで描かれてることってまだまだ昔のことなんかじゃなくって現在進行形だなって思った。児童文学とかヤングアダルトになるのだろうけど、そんなふうに括ってしまうのはもったいないな。2014/04/30

らくだ

6
少女の精神的自立について書かれたドイツの少女小説。主人公ザビーネはボーイフレンドのゼバスチアンのことばかり考えるようになり、そのために辛さを覚えるようになって別れてしまう。家では父がいつも決定権を握り、母は反対していても父が決めたことにいずれ同意してしまう。物語はザビーネがゼバスチアンと別れ、父が家族に相談なしに田舎に家を買ったことを重要なきっかけとして動き出す。ザビーネと父の関係、父と母の関係の変化は特に興味深い。私が色々考えるきっかけになった。1980年代の作品。2015/02/02

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