オオカミが日本を救う!―生態系での役割と復活の必要性

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オオカミが日本を救う!―生態系での役割と復活の必要性

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560083420
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ニホンオオカミ絶滅の実態とそれによる自然破壊を詳述し、オオカミ再導入に対する全ての疑問・誤解に答える。渾身の全18章!

【著者紹介】
ニホンオオカミ協会会長、東京農工大名誉教授、農学博士。

内容説明

真のエコロジーに立脚しつつ、オオカミ再導入に対するすべての疑問・反論に答え、頂点捕食者の復活を全国民に訴える渾身の全18章。

目次

第1部 日本でのオオカミ絶滅の時代とその原因(日本でのオオカミの絶滅;明治時代、東北地方で行われたオオカミの駆除;オオカミを守れなかったオオカミ信仰)
第2部 オオカミ復活の必要性(オオカミ復活の必要性;里山や人工林の手入れとオオカミ復活のどちらが先か;増えすぎたシカは森林生態系を破壊;復活オオカミはカモシカを救う)
第3部 オオカミの分類・生態・捕食効果(日本のオオカミはハイイロオオカミ―ニホンオオカミは固有種ではない;オオカミによるシカなどの被食者に対する個体数調節効果;狭い日本にオオカミの居場所はあるのか;島でオオカミは生きられるか;オオカミ再導入とマングース導入は大違い)
第4部 オオカミ復活と獣害防止(猿害対策としてのオオカミ導入;イノシシ害とオオカミ導入;ジビエで獣害は防げるか)
第5部 オオカミによる被害(オオカミは人を襲わないか;オオカミと狂犬病;オオカミによる家畜被害発生の可能性)

著者等紹介

丸山直樹[マルヤマナオキ]
1943年、新潟県生まれ。東京農工大学名誉教授、農学博士(北海道大学)。1966年、東京農工大学農学部卒業後、新潟県林業試験場勤務をへて、68年、東京農工大学自然保護学講座の助手。以来一貫して野生動物保護の研究に従事。87年、助教授、97年、教授。専門は自然保護文化論、野生動物保護学。シカの生態・保護・管理を研究するうちに、頂点捕食者オオカミの重要性に思い至り、93年、日本オオカミ協会を設立し会長に就任。以来、オオカミ再導入のために各地を奔走する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

42
イエローストーンの例もあり、日本にオオカミを導入する事を真剣に考える時が来ているのでは、と思う。2023/11/18

梟をめぐる読書

14
日本の自然生態系にオオカミを再導入することで「頂点捕食者」を作り出し、乱れた生態系のバランスを回復させる。一見、突拍子もないアイディアとも思えるが、海外では既に幾つかの州で実施され、しかもそれなりの成果を挙げていると知り驚く。オオカミ導入の議論に関しては独善的な論調も目立つものの、天敵もなく増えすぎたシカが全国で食害を生じさせていること、またそれを抑制するはずのハンターが激減していることなどを考えると、代替案もないのが現状である。何より日本の山野をオオカミが駆け巡る、これだけでもワクワクする話ではないか。2014/03/07

アナクマ

4
(p.246)捕食者と被食者は互いに増えたり減ったりしながら、最終的には生態系が許容する範囲内で平衡を保つようになります。これが自然調節の実態であり、この関係を崩すのはいつも人間なのです。2017/01/16

あきぴー@武蔵国

0
日本からオオカミが消えてから約100年。シカの害が増えていることも確かだと思うし、再導入を考える時期に来ているのかとは思う。本書は、アメリカのイエローストーンにおける再導入の事例も踏まえながら、日本におけるオオカミ再導入の必要性を切実に訴える。ただ、オオカミ史上主義的な感じを受けたのと、言葉だけで説明し、図表が一つもないのが珠に傷だと思う。やっぱり、数字を語ることにより説得力が増すのてね。評価:★★★☆☆2015/07/16

yoneyama

0
日本は100年間、頂点捕食者を欠き続けて来た。これから人口減少する日本で、ヒトにはオオカミの代わりは務まらない。http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/AACHBlog/index.php?cid=72015/06/11

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