出版社内容情報
『日々』『SELF AND OTHERS』『幼年の〈時間〉』など、夭折の写真家が残した作品の中から「こども」をテーマに厳選し
【著者紹介】
1946~1983年。新潟県加茂市生まれ。写真家。1971年、写真集『日々』(関口正夫氏との共著)、1977年『SELF AND OTHERS』、1981年『見慣れた街の中で』を出版。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
71
先日見た「牛腸茂雄展」を思い出しながら。なんだか懐かしい写真を見ているような、知人でもないのに何処かで会った子供のような。身体に障害を持つ牛腸茂雄にとって、子供を写すことは、自分では出来なかった子供時代を写しとることなのか。写される子供にとって、牛腸茂雄はどう見えていたのか。そんなことも関係なく、子供たちは、不思議な時間を見つめているようだ。2022/12/28
雨巫女。@新潮部
13
《書店》 誰かの子供の頃のアルバムを見てるみたいだなあ。モノクロで、どこか懐かしい写真集。2013/09/24
sumaco
0
good2015/06/20
___l_u_e
0
新潟で開催されていた、BOOK f3での展示にて購入。アイドル以外の写真集は初めて購入したけれど、こんなに意味がある写真を撮れるのは牛腸茂雄だけだと思う。圧倒的に人物が笑顔の写真が彼が撮った写真からは少ないなと思うのだけど、飯沢耕太郎さんのあとがきを見てしっくりきた。写真においての意味というより、撮られた人物そのものの生に対してのフォーカスが当たっているんだな。それはあなたであり私にもフォーカスが当たっていることになる。素晴らしいな、2021/05/26