出版社内容情報
フランス革命、第二次世界大戦、スペイン市民戦争――三つの戦争をめぐる〈彼〉らが、二百年にわたり培われてゆく長篇小説。ノーベル文学賞受賞を決定づけた、ヌーヴォー・ロマンの最高傑作。
内容説明
フランス革命、第2次世界大戦、スペイン内戦―3つの戦争をめぐる“彼”らが、軍事と農事をめぐる魅惑のエクリチュールとして、200年にわたり培われてゆく。ノーベル文学賞受賞を決定づけた、ヌーヴォー・ロマンの最高傑作。
著者等紹介
シモン,クロード[シモン,クロード][Simon,Claude]
1913‐2005。フランスの作家。マダガスカル島タナナリーヴ生まれ。オックスフォードやケンブリッジ大学に通ったのち、絵画を学ぶ一方で、カフカ、ジョイス、フォークナー、コンラッド、プルーストを発見。1936年9月、スペイン内戦下のバルセロナに2週間ほど滞在して純粋な暴力に初めてふれる。CNT(全国労働者連合)アナキスト系のメンバーと連絡を保ち、武器輸送に協力。1939年8月、第2次世界大戦の竜騎兵連隊に伍長として召集され、ベルギーでの戦闘(というより撤退)に参加
芳川泰久[ヨシカワヤスヒサ]
1951年生まれ。1974年、早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。1981年、同大学院博士課程単位取得満期退学。東京工業大学助教授、日本女子大学教授を経て、早稲田大学文化構想学部教授。フランス文学者・文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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