出版社内容情報
解剖学ヴィーナス、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本……あやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な、あっと驚く異形のコレクション案内。
内容説明
解剖学ヴィーナス、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本…あやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な、あっと驚く異形のコレクション案内。
目次
ファインアーツと奇形の胎児―フランス国立自然史博物館
見世物小屋とフリーク・ショー―「つやま自然のふしぎ館」から「ピクルド・パンク」へ
視覚の迷宮から人魚まで―展覧会「むかしむかし、見世物小屋があったとさ」
「パノラマ」と猟奇的視覚.ぬくぬくとした場所でカタストロフィーを眺める
解剖学ヴィーナス―スピッツネル博士の大解剖学博物館
眠れるヴィーナス―画家ポール・デルヴォーのトラウマ
フィレンツェの街から消える美少女たち―スペコラ博物館とクレメンテ・スジーニ
スジーニの後継者たち―カレンツォーリ、カラマイ、そのジェンダー的視点
崩壊する人体のジオラマ―ガエターノ・ズンボと『死の劇場』
ズンボの礼賛者たち―サド侯爵、ゴンクール兄弟、メルヴィル、ホーソン〔ほか〕
著者等紹介
加賀野井秀一[カガノイシュウイチ]
1950年、高知市生まれ。中央大学文学部仏文科卒業。同大学大学院博士前期課程修了後、パリ第8大学大学院に学ぶ。現在、中央大学理工学部教授。専門は、哲学、言語学、フランス文学、日本語論、メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いりあ
藤月はな(灯れ松明の火)
HANA
白黒豆黄昏ぞんび
Arowana