出版社内容情報
信仰の断層線を成すアジア・アフリカの6カ国を巡り、かつて平和的に共存していた2つの宗教が衝突するようになった過程を、歴史、文化、人口動態の側面から克明に描いた傑作ルポ。
内容説明
北緯10度線上に信仰の断層線を成すアフリカとアジアの国々を7年かけて踏査し、2つの宗教が衝突するようになった過程とその実態を、歴史、文化、資源開発、国際援助、気象、人口動態の側面から克明に描いたルポルタージュの傑作。“J・アンソニー・ルーカス賞”受賞。
目次
第1部 アフリカ(ナイジェリア;スーダン;ソマリア)
第2部 アジア(インドネシア;マレーシア;フィリピン)
著者等紹介
グリズウォルド,イライザ[グリズウォルド,イライザ][Griswold,Eliza]
アメリカのジャーナリスト、詩人。1995年にプリンストン大学を卒業したのち、ジョンズ・ホプキンズ大学で創作を学ぶ。宗教、地域紛争、人権をテーマに、ジャーナリストとして世界各地を取材。2004年、パキスタン北西部国境地帯の軍閥に関する調査報道(“In the Hiding Zone”)でロバート・I・フリードマン賞を受賞した。その後、ハーバード大学ニーマン・フェローを経て、現在、シンクタンク「ニューアメリカ財団」上席研究員。2010年には一連の詩作によりローマ賞を、2011年には『北緯10度線―キリスト教とイスラームの「断層」』によりJ・アンソニー・ルーカス賞をそれぞれ受賞した
白須英子[シラスヒデコ]
翻訳家。1958年、日本女子大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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