内容説明
空想力、天才、ユーモア、アイロニー、ギリシア文学、ローマン的文学、文体、ドイツ語、文学ジャンル…さまざまなテーマについて縦横無尽に論じた研究的著作。
目次
詩一般について
詩的諸力の等級
天才について
ギリシア文学、あるいは彫塑的文学について
ローマン的文学について
おかしなものについて
ユーモア文学について
叙事的、戯曲的及び抒情的ユーモアについて
機知について
性格について
戯曲と叙事詩とのプロット
長篇小説について
抒情詩について
文体、あるいは叙述について
ドイツ語に関する断章
第一、あるいはミゼリコルディア日曜日の講演。文体主義者に向けた芸術についてシラーについての短い追補、あるいは追講
第二、あるいはイウビラーテ日曜日の講演。最近の唯詩論者について女流詩人に向けた今年度の追講
第三、あるいはカンターテ日曜日の講演。詩的な詩について
著者等紹介
パウル,ジャン[パウル,ジャン][Paul,Jean]
1763‐1825。ドイツの小説家。バイロイト侯領(現在のドイツ、バイエルン州の北東)のヴンジーデルに生まれる。本名はヨハン・パウル・フリードリヒ・リヒター。卓越したユーモアとアイロニー、そして奔放な想像力を融合した比類なき文体により、擬古典主義とロマン主義の間で独自の位置を占め、ホフマン、ネルヴァル、シューマンを始めとする多くの芸術家に多大な影響を与えた
古見日嘉[フルミヒヨシ]
1920‐1973年。1943年東京大学独文科卒。元都立大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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