内容説明
地球の誕生から消滅までをめぐる物語が、団地にくらす少女の日常にかさなりあう、現代口語ブレイクビーツ・ミュージカル。第54回岸田國士戯曲賞受賞作品。
著者等紹介
柴幸男[シバユキオ]
1982年愛知県生。日本大学芸術学部放送学科卒。ままごと主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りえこ
22
再読。柴さんが過去の戯曲をホームページで閲覧可能にしているのを読んで、わが星も再読したくなりました。散文みたいな感じで、テンポがすごく良いなと思いました。あと、色んなままごとが面白い。2014/07/14
ふう
5
柴幸男の第54回岸田國士戯曲賞受賞作(ありえないけど柴俊夫か柴本幸かと二度見したのは私だけか)。地球の誕生から消滅までをある少女の日常に重ねて描いている本作。ワイルダーの「わが町」の本歌取りらしいが、本家を知らないからか全体的に奥行きがあるようで平坦な印象。これって読んだり観たりするものでなくて、見たり聴いたりするラップミュージカルなのかも。『「上演」を意識した台本であることが、この場合は吉と出た』にすごく頷けたし。ページを捲る本ではなく、巻物の形にして愛蔵版売り出すとかどう?(時報と□□□のCD付きで)2016/05/18
赤いきのみ
2
帯に「地球に生まれてよかった。」と大きく書いてあって、ほんとうにその気持ち。生まれてきたこと、死ぬこと、まなざすこと、まなざされること、おはよう、おやすみ。ぜんぶありがとうの気持ち。おやすみなさい。2016/01/31
とびた
1
舞台を見て衝撃を受けた。戯曲を読んで、また舞台映像も何度か見返すことになると思う作品。2013/12/01
Kazumu Nozue
1
岸田戯曲賞受賞作。言葉の掛け合いが脚本を見るとより明らか。この作品をみたことある人は戯曲を読むといいし、これは戯曲だけでも十分なほど形になってる。2012/02/22
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