英国のダービーマッチ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560080245
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0036

内容説明

英国八都市の「熱き戦い」の歴史と今、「街とクラブとサポーター」の深い関係を現地取材した、力作ノンフィクション。

目次

シェフィールド―始まりは鉄だった
バーミンガム―不穏なイースター
ノースロンドン―土地柄、嘘、そしてラザニア
マンチェスター―二つのクラブの立ち位置
リヴァプール―マージー川を越える熱気
グラスゴー―歴史にとらわれた街
エジンバラ―紋章のハープをめぐる争い
タインアンドウィア―国境を越えて

著者等紹介

ビーティ,ダグラス[ビーティ,ダグラス][Beattie,Douglas]
スコットランド生まれ。BBC報道記者。2005年7月7日の「ロンドン同時爆破テロ」のラジオ報道により、“ソニー・ゴールド・ラジオ賞”を受賞した。スコットランドで最大部数を誇る『デイリー・レコード』など、各紙でサッカー担当記者も務めた。現在、BBCラジオ5とラジオ4でレギュラー番組を持っている

実川元子[ジツカワモトコ]
翻訳家、ライター。上智大学仏語科卒。ファッションやライフスタイルをテーマに、新聞・雑誌・書籍の執筆、翻訳を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAKY

2
スポーツ観戦ってのは、結局は日常の不満のはけぐち、権力の国民統制の一つ、熱狂と貧困は裏表、なんだろうな、と。2019/12/01

garth

2
英国のいくつかのダービーの歴史をたどる本書が語っているのは、すなわち、サポーター集団の対立がチームに持ち込まれるのではなく、ダービー・マッチというライバル関係があるからこそサポーター集団は相手と違うものとして自らを規定する。つまり、ダービーがあるからこそサポーター同士は対立しあうのである。オールド・ファームにおいてすらそうなのだ。やがては大宮と浦和さえもが百年前からの宗教対決があったと言われるようになるのだろう。2010/01/22

Sugiwoggie

1
かなりマニアックですが、英国のサッカー好きとしては良い具合のマニアックさで、知らなかった歴史や背景も適度な深さで知れて面白かったです。特にエジンバラダービーはなかなか知る機会のないダービーはなので新鮮でした。2019/02/02

わにさん

1
欧州のダービーマッチと比較して日本を批判する人は安易に「歴史が違う」というが、歴史とは何なのか理解しているのか?よくても階級だの宗教だのという話にしかならないが、ではなぜそれらがサッカーと結びつくのか?ありきたりな議論にならないのがイギリスと日本の違いなのかもしれない2015/07/04

yura2

1
フットボールの世界にダービーは星の数ほどあるけれど、ここまで歴史をひもといてダービーを冷静に観察、列挙したものはそうそうお目にかかれないのではないだろうか。私個人はエバートニアンなのでマージーサイドの項を興味深く読んだが、どこを読んでもフットボールの歴史がある英国らしさがにじみ出ている。そのため随所に新しい発見があり、そして読み終えると間違いなくこれまで何気に見ていたダービーを重く、そして新鮮な気持ちで見られること請け合い。英国フットボールの歴史教科書としてもぜひ。2010/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/258946
  • ご注意事項

最近チェックした商品