内容説明
三十歳で死ぬことが宿命づけられている男たち三代の物語。激動のイタリア現代史を、ある家族の叙事詩として描く。作家の小説第一作、待望の邦訳なる。
著者等紹介
タブッキ,アントニオ[タブッキ,アントニオ][Tabucchi,Antonio]
1943年イタリアのピサ生まれ。小説家であると同時にポルトガル文学の研究者であり、20世紀最高の詩人のひとりフェルナンド・ペソアの紹介者として知られている
村松真理子[ムラマツマリコ]
1963年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程、ボローニャ大学大学院博士課程修了。文学博士。イタリア文学専攻。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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