白水Uブックス<br> 旅のなかの旅

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旅のなかの旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 332p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560073582
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

予約などせず、ショルダーバッグ一つで、ふらり気楽な一人旅。ギリシアの海辺で、モロッコの古都で、スコットランドの民宿での出会いと別れを追想する、「失われた旅を求めての旅」。 【編集者よりひとこと】 旅とはこんなに人の感情を露わにするものなのか。笑い、憤り、悲しみ、懐かしむ……。ふだんあまり見せないだろう思いが、旅の先々で溢れ出て、その人の素顔を垣間見せる。そこに旅の面白さがあるのだろう。また「旅エッセイ」を読むときにも、作家の人となりがうかがえて、読む楽しみが増すのだろう。本書には「秘境」や「珍しい風習」は出てこない。でも、人の温かみを身近に味わえる、旅に出たい思いに駆られる、素敵なエッセイだ。

内容説明

予約などせず、ショルダーバッグひとつ肩にかけ、ふらり気楽な一人旅に出る。ギリシアの海辺で、モロッコの古都で、スコットランドの民宿で、つぎつぎ起こる笑いと珍事、人と出会う喜び、そして別れの悲しみ…。二度と会うことのないはかなさ、懐かしさをこめて追想する、「失われた旅を求めての旅」。

目次

第1部 メリナの国で―ギリシア(エコノミー・ホテル;オリンピアの一夜;ナフプリオン;メリナの国で)
第2部 モハメッドとともに―モロッコ(カテイ探し;速く歩け;旅仲間;振り出しに戻る)
第3部 ジョン・オグローツまで―スコットランド(相も変らず;ネス湖のほとり;北の岬へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

10
1977年から2年間滞在したパリから発った、ギリシャ、モロッコ、スコットランドへの著者50歳前頃の一人旅。頼んだ旅行店が悪かったのか、自分の決断がまずかったのか、旅のスタートから不安がかすめ、次々ツイていないことに見舞われて身も心も疲れることばかり。一人旅ならではのいたたまれなさは、時に旅先での触れ合いに胸をなでおろし、なごんだり、じんときたり、その度の感想が下世話なほど素直で、その言葉にされるところが面白い。ギリシャが一番可笑しかったけれど、他もそれぞれ風情をがらりと変え印象深い。2011/08/01

平坂裕子

2
ショルダーバックひとつ持っての一人旅。泊まるホテルもあえてのCクラス!その土地ならではの、風景や匂いまで感じられるようで、そして人との出会い、別れ。 語学力がないと、到底無理な旅ではあるが、そのきままさが心地良い。2021/10/08

hikarinohe

1
新聞に掲載されてたせいか、「コーマルタン界隈」とか「幸福へのパスポート」と比べるとちょっと大人しい感じがした。でも、面白かった。モロッコの話が好き。2012/10/14

みかん

0
日程も組まず、宿も定めず、ショルダーバッグひとつで外国旅行に行く。しかもひとりで。通信手段といえば電話だけの時代に、よくぞこんな旅ができたものと、ため息が出た。出会った人との会話や、人のふるまいの描写が多いことから、著者が人に興味を持ち、交流に重きをおいていることが分かる。ホテルの名前を恥じたり、成り行きで赤の他人の家を訪ねる羽目になったり、不本意な買い物をして歯噛みをしたり…トラブルも、心に残る出来事も飾り気のない言葉で綴られており、爽やかな心持ちで読了。2023/07/10

PETE

0
パッケージツアーって日本あたりで始まった嫌な産物かと思っていたが、よく考えたらドイツ語の教本でも出ていたなぁ。トラブルに翻弄されるCクラスの旅を楽しんでいるようにも読めるが、それは後から見ての視点の話で、本番でこんな旅はしたくないもの。自分が長旅に飽きた帰りの飛行機の中で読んで、逆に一番旅をしている充実感を味わった。2018/02/23

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