白水Uブックス<br> コルシア書店の仲間たち―須賀敦子コレクション

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白水Uブックス
コルシア書店の仲間たち―須賀敦子コレクション

  • 須賀 敦子【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 白水社(2001/10発売)
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  • サイズ B40判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560073537
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ミラノの大聖堂に近いコルシア・デイ・セルヴィ書店に集う、心やさしくも真摯な生き方にこだわる人々とのふれあいをつづる魂のエッセイ。 【本文より】 若い日に思い描いたコルシア・デイ・セルヴィ書店を徐々に失うことによって、私たちはすこしずつ、孤独が、かつて私たちを恐れさせたような荒野でないことを知ったように思う。

内容説明

ミラノの大聖堂の近く、サン・カルロ教会の軒先を借りるようにして作られた一軒の小さな本屋があった。その名はコルシア・デイ・セルヴィ書店、貧しくも生きることに真摯な人々が集う心やすまる出会いの場所だった。

目次

入口のそばの椅子
銀の夜

夜の会話
大通りの夢芝居
家族
小さい妹
女ともだち
オリーヴ林のなかの家
不運
ふつうの主に
ダヴィデに―あとがきにかえて

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

57
【星の かわりに 夜ごと、ことばに灯がともる。人生ほど、生きる疲れを癒してくれるものは、ない(ウンベルト・サバ/須賀敦子訳)】元本は、著者がミラノを去って20年余を経た63歳の時の1992年に発刊。本書は2001年刊。ミラノの大聖堂に近いコルシア書店に集う、理想を求め真摯な生き方に拘り続けた心優しき人々との交流などを綴ったエッセイ。「あとがきにかえて」で、<コルシア・デイ・セルヴィ書店をめぐって、私たちは、ともするとそれを自分たちが求めている世界そのものであるかのように、あれこれと理想を思い描いた>と。⇒2025/08/09

るんるん

33
美しい文章なので言葉ひとつひとつを味わいたくなる読書でした。コルシア書店の情熱のかなめのダヴィデ、テレーサの存在感、思索のかたまりカミッロの恋、家族の悩みをもつガッディのことなどのコルシア書店の人々の物語が上質なかなしみをもっている。こころやすまる共同体は徐々に失われていくのだが、それは家族の喪失に通じるところもあるなと思ったり、孤独の確立で結ばれる言葉には哀愁の灯りがともっているようにも感じられました。2014/10/22

まおまお

5
初の須賀さんの作品なので、まだまだわかっていないことが多いのだろう、と思いつつ読み終えた。とても知的で地に足がついた言葉を使う、という印象をもった。本当の優しさを知っている方なのだろうな。2016/04/08

繻子

4
文章がとても美しい。どう言い表せば、おおげさでなく、たくさんの人の、人それぞれの深いところや、内面でなく行動から、人間と思い出を整った文章で描けるのか、磨いた文章だと読む度思います。カミッロも、ダヴィデも、ルチアも、ご夫人方も、勿論ピーノも、好きにならずにはいられない。かつての共同体が、ただの重荷になってしまったルチアの話、その話の中で語られるカミッロのエピソードが、どうしても好きです。2014/09/30

Salt-f.J

3
1998年に他界された須賀敦子さん。その生涯で一番苦しく、しかし一番充実していた瞬間、それがこのイタリアはミラノでのコルシア書店で働いていた時だったのだろうと想像する。お人柄を偲ばせる上質で品のある文体。どんな方だったのかなぁ。一度お会いしてみたかった。2015/01/12

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