出版社内容情報
数えられる数と、数えられない数。日本人の心の奥深く、かすかな記憶となって存在する数に隠された意味を、多くの例証を示しながら一から十まで呼び起こす、豊饒なる郡司学の魂。
内容説明
「一度いらして下さい」などというと、一度はいいが、二度とは来るなということにはならない。しかも「二度いらして下さい」などとはいわない。一はそれだけで、二とは続かない。つまり数えられない「一」である。日本人の心の奥深く、かすかな記憶となって存在する、数に隠された意味を呼び起こす、碩学の遺稿。
感想・レビュー
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石橋
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郡司雅勝といえば歌舞伎なのにこんな本も書いていたのか。数字にまつわる五月雨的な小ネタ集。やはり八割方は歌舞伎関係。2022/01/28
