白水Uブックス<br> 説教の歴史―仏教と話芸

白水Uブックス
説教の歴史―仏教と話芸

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  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784560073261
  • NDC分類 187
  • Cコード C1276

出版社内容情報

 本書は、日本の庶民文化史の底辺に深く根を張った演説体説教の歴史を芸能史学的に追及し、説教と話芸、説教と民衆演芸との関係を詳細に記述している。また、説教者にまつわるエピソードや落語の祖・安楽庵策伝、三遊亭圓朝などにも触れ、日本文化史の一面を知るうえでの格好の入門書。

内容説明

日本の庶民文化史の底辺に深く根を張った演説体説教の歴史を芸能史学的に追求し、説教と話芸、説教と民衆演芸との関係を詳細に記述している。また、説教者にまつわるエピソードや落語の祖安楽庵策伝、三遊亭円朝などにも触れ、日本文化史の一面を知るうえでの恰好の入門書となっている。

目次

涙と笑い
説教話芸への関心
説教の系譜
1 節談説教の型
2 説教話芸の源流―初期・中古・中世
3 説教と大衆芸能―近世
4 埋もれた芸能―近代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kera1019

1
日蓮宗の僧侶でもある圓歌師匠も仏教と落語は関わりが深いって言うてた。落語には願掛けや念仏など仏教にまつわる噺も多くて信仰って言うほど大袈裟なものじゃなく仏教自体が民間信仰として生活に近かった事が分かる。いかにして仏教が日本人の生活に根付き、その過程で説教や話芸がどんな役割と変化を果たしたかよく分かる。2013/01/22

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