白水Uブックス 海外小説永遠の本棚<br> ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件

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ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件

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  • サイズ B40判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560072554
  • NDC分類 963
  • Cコード C0297

出版社内容情報

身に覚えのない殺人の罪で収監中の元理髪店主イシドロ・パロディが、面会人が持ち込む数々の難事件を解き明かしていく探偵小説連作集。

内容説明

イスラム教の加入儀礼の最中に宗派の指導者が殺され、容疑をかけられた新聞記者。急行列車内で起きたダイヤ窃盗と殺人事件に巻き込まれた舞台俳優。雲南の至聖所から盗まれた宝石を追ってブエノスアイレスへやって来た中国人魔術師の探索行…。身に覚えのない殺人の罪で投獄された元理髪店主イシドロ・パロディが、面会人が持ち込む数々の難事件を解き明かす。ボルヘスとその盟友ビオイ=カサーレスによる奇想と逆説に満ちた探偵小説連作集。“2001本格ミステリ・ベスト10”第1位。

著者等紹介

ボルヘス,ホルヘ・ルイス[ボルヘス,ホルヘルイス] [Borges,Jorge Luis]
アルゼンチンの作家・詩人。1899年ブエノスアイレス生まれ。幼少より父親の蔵書を耽読、10代後半を過ごしたヨーロッパでは前衛的な芸術運動に触れる。1921年に帰国すると文学活動を開始し、第一詩集『ブエノスアイレスの熱狂』(23)を刊行、短篇集『汚辱の世界史』(35)、『伝奇集』(44)、『エル・アレフ』(49)、エッセー集『続審問』(52)などで世界的な評価を得た。H・ブストス=ドメック名義でビオイ=カサーレスと『イシドロ・パロディ 六つの難事件』(42)、『ブストス=ドメックのクロニクル』(67)などを合作、探偵小説叢書やアンソロジーを共同編集している。1986年死去

ビオイ=カサーレス,アドルフォ[ビオイカサーレス,アドルフォ] [Bioy‐Casares,Adolfo]
アルゼンチンの作家。1914年ブエノスアイレス生まれ。早くから創作を志し、17歳の時ボルヘスと知り合う。習作時代の後、1940年、ボルヘスの序文を付して出版された『モレルの発明』で作家としての地位を確立する。『脱獄計画』(45)、『英雄たちの夢』(54)、『豚の戦記』(69)、『日向で眠れ』(73)他の長篇に加え、幻想的な短篇の名手でもあった。1999年死去

木村榮一[キムラエイイチ]
1943年、大阪府生まれ。神戸市外国語大学卒業。同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

19番ホール

3
かなりアクが強い安楽椅子探偵もの。饒舌で曲者な依頼者から相談を受ける探偵が、「それってつまり、こういうことですね?」と一瞬で解決していく急転直下感が見どころ。『〜の長期にわたる探索』はネタが面白かった。 にしても、"探偵小説"のフォーマットがあるだけで、ボルヘスの文体がここまで(安心して)読めるとは。規格の偉大さが身にしみた。ボルヘスファンでなければ敢えて読まなくてもいいかも。。。2025/04/30

ふゆきち

3
バカみたいな会話(のようなもの)が楽しい一冊。改訳につられて買ってしまいました。2024/10/01

longscale

2
図書館本。ボルヘスのファン以外は読まなくて良いかも。海外で読まれることを意識していないらしく、知るはずもないネタが多過ぎ。深淵なテーマなどはなく、推理小説としてもとくに驚きはない……。タイトルどおり連作短編集で、安楽椅子探偵モノ。間抜けな訪問者からとりとめもない話を聞かされるのがパターン。最初の事件でドゥルーズ派が出てきて期待したが、別に他の宗派でも構わない扱いで、以降は全く登場せず。いきなり注釈が著者に突っ込む箇所もあり、むしろ翻訳者の読解力に不安を感じた。訪問者がきっちりイカれてる最後の一編が面白い。2025/01/04

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