白水Uブックス 海外小説永遠の本棚<br> エバ・ルーナ

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エバ・ルーナ

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  • サイズ B40判/ページ数 423p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560072424
  • NDC分類 963
  • Cコード C0297

出版社内容情報

流浪のヒロインが物語る波瀾万丈の人生

 わたしの名はエバ。生命を意味している―南アメリカの或る独裁制国家、密林の捨て子だった母親と先住民の庭師との間に生まれた娘エバは、人間の?製法を研究する博士の屋敷を振り出しに様々な家を転々としながら大きくなる。天から与えられた彼女の才能はお話を語ること。世話好きな黒人の料理女、街の不良少年、娼婦の元締めの女将、夜ごと羽飾りに身を包み絶世の美女と化す語学教師、辺境の町で商店を営むアラブ人、ゲリラの指導者、高級将校、オーストリア移民の若き報道カメラマンなど、流浪のなかでエバは多くの人々と出会い、やがて愛を知り、物語の語り手としての人生を切り開いていく。20世紀の歴史を背景に展開する波瀾万丈、奇想天外な挿話と、エバの語る物語の数々。『精霊たちの家』で世界中を虜にした〈現代のシェヘラザード〉アジェンデが、驚異のストーリーテリングで読者を魅了する傑作長篇。

内容説明

わたしの名はエバ。生命を意味している―南アメリカの独裁制国家、密林の捨て子だった母親と先住民の庭師との間に生まれた娘エバは、人間の剥製法を研究する博士の屋敷を振り出しに様々な家を転々としながら成長し、街の不良少年、娼婦の元締めの女将、間違って男に生まれてしまった美女、辺境の村のアラブ人商店主など多くの人々と出会い、やがて愛を知り、革命に関わり、物語の語り手としての人生を切り開いていく。“現代のシェヘラザード”アジェンデの世界中を虜にした傑作。

著者等紹介

アジェンデ,イサベル[アジェンデ,イサベル] [Allende,Isabel]
1942年、ペルーのリマで生まれる。生後まもなく父親が出奔、母親とともに祖国チリに戻り、祖父母の家で育つ。FAO(国連食糧農業機関)勤務の後、雑誌記者となるが、1976年、父親の従兄弟にあたるアジェンデ大統領の政権が軍部クーデターで倒れるとベネズエラに亡命。1982年、一族の歴史に想を得た小説第一作『精霊たちの家』(河出文庫)が世界的ベストセラーとなり、物語性豊かな作品で人気を博した。1988年、再婚を機にアメリカへ移住。以後、カリフォルニアに住み創作活動を続けている

木村榮一[キムラエイイチ]
1943年、大阪府生まれ。神戸市外国語大学卒業。同大学名誉教授

新谷美紀子[シンタニミキコ]
神戸市生まれ。神戸市外国語大学大学院修士課程修了。大阪女学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルト

14
読了:◎ 著者の第二の祖国ベネズエラをモデルに書かれた作品。主人公エバの名前が「生命」を意味しているように、さまざまな人々に出会いながら、彼らに助けられ、エネルギッシュにお話を書いていく。▼人間の剥製の作り方を研究する博士に、不良少年、柩で眠る女中に、アラブ人の商店店主に、トランスジェンダーの男性等にと、個性的な面々がエバと触れあいながら、人生を通りすぎていく。▼溌剌とした主人公のパワーが強い。その生き様が語りかけてくる烈しさが鮮やかで逞しい。▼「エバ・ルーナのお話」が別に出るようなので楽しみ。2022/11/16

北風

9
エバ・ルーナの話を先に読んでいて、あんなにおもしろい物語を語る女性がどんな人生なのか興味が湧いた。とはいえ、彼女の語る作中作は少ない。それがほかでまとめられたのはそういう理由なのか。貧しい生活は、豊かな想像力を育む。男性遍歴もなかなかなものですよね。奇妙な人生で、出会う人々も変わった人々だった。彼女自身はそれほど大きな運命を担ってはいなかったかもしれない。それでも時代の節目で大きな役割を担った。自分の作るお話は悲劇的だけど、自身は幸福だったよね。2024/09/25

ふゆきち

3
チリかと思ったらベネズエラだった波乱万丈の半生記。『精霊たちの家』よりマジック度は控えめで、タイトルロールの主人公にフォーカスが当たっているため、こちらの方が入りやすいかもしれません。そこそこ長さはありますが一気に読めました。2025/03/23

katokicchan

3
お話し好きなエバの数奇な半生。ベネズエラと思われる政情不安な国で繰り広げられる力強い物語。 ページ回転力が凄いw面白さ。今年出会った本の中でもダントツ1番の印象。面白い小説を復刊していて素晴らしい白水Uブックスは、新書スタイルなので、一行が普通の本より長く、ときに読みにくいけど、全く関係のないリーダビリティ最強の小説だった。 スピンオフというか、お話集である「エバ・ルーナのお話」も連続して復刊。 アジェンデと言えば、精霊たちの家。これも読まないとなぁ。2024/01/09

中海

3
多分 過去に3冊ほど読んでいて、あんまり記憶になくいい感触もなく、今回もやっぱり同じでした。女性でもあるし、装幀がきれいで手に取りやすい作家なんだろうけど。。。作家のしてのグレード、力量は、ラテンアメリカ抜きにしてもかなり上位ってのはわかるんだが、なんか苦手なのよ。家族でテレビ見ててもドリフの加藤茶のお色気は大丈夫だけど、9時からの「極妻」のベッドシーンは気まずいみたいな。気まずいに理由ってないじゃん、そーゆーこと。私はこの人苦手だなあ。2023/07/13

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