内容説明
うつ病から統合失調症まで、心のストレスを克服するために!音楽、絵画、演劇、人形劇、化粧…さまざまな表現方法で、精神を解放してゆく芸術療法。本書は、哲学・医学・心理学の系譜における「狂気の歴史」を踏まえたうえで、アートセラピーの実際を詳解。実用的でわかりやすい入門書の決定版。
目次
第1章 芸術療法―その由来と芸術療法にあらざるもの(気晴らしから表現へ―癒やしの芸術;解読としての芸術;狂人の芸術からアール・ブリュットへ;子どもの精神医学―自分を創りなおすための創造)
第2章 芸術療法―何を用いるか?(人間の表現(文章、描画、写真、映画、ビデオ)
表現に身をさらす人間(演劇、コント、ダンス)
人間と物とで創りあげるもの(マリオネット、仮面、化粧、道化)
放射されるもの(音楽、声))
第3章 芸術療法―誰を対象にするのか?(青年期の若者―身体的変化の隠喩として;社会の底辺に生きる人びと―ノーマライゼーション、神話化あるいは間境界性 ほか)
第4章 芸術療法―どのように行なうか?
結論 芸術療法―何のために行なうか?(偉大と悲惨;最終的な目的;表現から印象へ;媒体から直接的なものへ)
著者等紹介
阿部恵一郎[アベケイイチロウ]
1949年生。早稲田大学仏文科卒業、東京医科歯科大学医学部卒業。創価大学教育学部教授。司法精神医学、臨床心理学専攻
高江洲義英[タカエスヨシヒデ]
1947年生。1971年東京医科歯科大学医学部卒業、同大学神経精神医学教室にて研修。1979年独協医科大学講師、1985年いずみ病院開設、院長。西日本芸術療法学会理事長
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
*みかん*
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