出版社内容情報
武勲詩、抒情詩を生んだ中世、生を謳歌するルネサンス、さらに古典主義の勃興を経てフランス詩は次第に成熟してゆく。そして、ロマン主義、サンボリスムの豊かな成果のうえに、二十世紀の多彩にして華麗な作品が花開いた。フランス詩の起源から現代まで、豊富な引用を交えて概観する格好の入門書。
内容説明
武勲詩、叙情詩を生んだ中世、生を謳歌するルネサンス、さらに古典主義の勃興を経てフランス詩は次第に成熟してゆく。そして、ロマン主義、サンボリズムの豊かな成果の上に、二十世紀の多彩にして華麗な作品が花開いた。フランス詩の起源から現代まで、豊富な引用を交えて概観する恰好の入門書。
目次
第1章 フランス語とフランス詩の誕生
第2章 名人芸から心情の歌へ
第3章 生を謳歌するルネサンス
第4章 古典主義―唯一かつ多彩な威厳
第5章 「啓蒙の」砂漠―十八世紀
第6章 ロマン主義―魂の反逆
第7章 高踏派の大理石から「大気に溶けさるもの」へ
第8章 燃えあがる理性と咲きほこる神秘:第9章 賛否両論の生前贈与