出版社内容情報
西洋中世史のなかで今日なお神秘のヴェールに包まれているテンプル騎士団とはいったい何だったのか? 本書は、十二世紀から約二世紀にわたりキリスト教国に絶大なる勢力を広げ、巨大な富をも築いたこの謎にみちた騎士団の歴史をついに解明し、主要な側面に光をあてつつ描き出した画期的著作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
1
この本を読み終わった時の感動はちょっといわく言い難いというか、日本にもあったらいいのに宗教騎士団! というようなレベルでした。普通の青年よりはずっと大人しくて(やっぱり若干のやんちゃは)、報酬も望まない労働力集団!! そりゃ、全国各地から土地の寄進も相次ぐわけです、なんの不思議もない。
陽香
0
19930610
夢仙人
0
ダン・ブラウンの小説にもよく登場するテンプル騎士団について調べたく読む。いろいろと参考になった。フランスの著述家は学術的な部分が多く多少退屈であった。2011/12/09
ロバーツ
0
エーコの薔薇の名前を読む前に参考書として読む。最終章の第7章の後世の毀誉褒貶では、伝説の否定とテンプル騎士団の無罪が強調されている。2019/01/29
-
- 和書
- 手探る・宇宙・美術家たち