出版社内容情報
シェイクスピア作品全訳の偉業を成しとげた著者が、詩や音楽や恋に傾斜した若葉の時代をはじめ、英文学にひかれ、演劇に熱中し、やがて完訳を決意するまでの半生を鮮やかにつづる。
内容説明
詩や音楽や恋に熱中し英文学や演劇にひかれたその先にシェイクスピアが待っていた。
目次
第1章 あれは私の若葉の時代―『アントニーとクレオパトラ』
第2章 音楽が恋の糧であるなら続けてくれ―『十二夜』
第3章 楽しんでやらなきゃ身につかない―『じゃじゃ馬ならし』
第4章 学問は人間に仕える従者にすぎない―『恋の骨折り損』
第5章 このままでいいのか、いけないのか―『ハムレット』