出版社内容情報
父王の選んだ無骨な男との結婚に難色を示す娘ガートルード。意に沿わぬ結婚生活のはて、次第に夫の弟に心を許していく……。ハムレットの母になる女の心理を鮮明に追った長編小説。【編集者よりひとこと】本作は、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に取材した作品で、ハムレットの母ガートルードを主人公とした長編小説です。作者の華麗な文体で彩られた物語は、ガートルードという女性の心の移り変わりを見事なまでに写し出しています。そして、この作品の最終章が『ハムレット』の幕開へと続きます。各章ごとで主な登場人物の表記が変わりますが、これは、古代ハムレット伝説などを作者が参考にした結果です。『ハムレット』前史ともいうべき本作を是非、お楽しみください。
内容説明
16歳の小娘が、父の勧める無骨な若者との結婚話に難色を示した…。ハムレット伝説を基に、恋に落ちた女の生き様を鮮烈に綴った問題作。
著者等紹介
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学英文科卒。東京大学とケンブリッジ大学より博士号取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授。専攻はイギリス演劇・表象文化論
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